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非常食や非常用飲料水は必要なし!?地震や災害に備える「フェーズフリー」の始め方

2025.08.31

照明や調理器具も普段使いができるものを活用

灯りや調理器具は、アウトドア用品を活用して、日頃から使うようにすると、ライフラインが止まり急になった必要になった際に戸惑うことがない。

例えばレトルト食品を温めるためのお湯を沸かすには、アウトドアや冬場の鍋パーティーなどで活躍するカセットガスコンロを活用。ただ、カセットガスボンベの使用時間は強火で1時間程度なので複数本用意して、日常も使って減ったら買い足すようにしたい。

イワタニ『カセットフー タフまるXG』1万9,900円
従来から人気の高いカセットコンロの“タフまる”が、防風性能を高めるなどのマイナーチェンジが施され、さらに使いやすさとタフさが向上した2025年モデル。自宅のテーブルでも使用できる。

BALMUDA『The Lantern』 1万5,950円
平時は食卓や部屋の雰囲気作りとアウトドアで。停電などでは貴重な灯りとし役立つ、キャンドルが揺らぐような光を放つバッテリー充電式LEDランタン。キャンドル風の光なので不安も和らぐ。

身近な人との連絡手段はスマホに「メモ」しておこう

自宅や自分自身が無事でも、災害時は身近な人の状態も気になるもの。連絡手段を確保しておくことが大切だ。そこでXやFacebookなどのSNSや携帯電話の各キャリアが設定する『災害伝言板』を活用したり、NTTの災害伝言ダイヤル『171』の使い方を覚えたりしておくことが必要だ。また、スマホのバッテリーが切れることも前提にして、身近な人の電話番は『メモ』にして持ち歩くようにしたい。台数こそ減ったが、災害時に備えて『公衆電話』は一定の距離ごとに設置されている。通信規制の影響も受けにくく、NTTから電力供給を受けているので停電時でも使用可能なので電話連絡ができる。自宅近くの公衆電話の位置を確認しておくといいだろう。

停電時の電力確保はモバイルバッテリーで

今の生活は電気がなければ成り立たない。災害時の停電は長期間にわたることが多いので、スマホやパソコンを作動させるために『大容量モバイルバッテリー』は必須。

普段から使って慣れていれば充電のタイミングもわかるので、戸惑うことがない。できれば屋内用にアウトドアでも活用できる『ポータブル電源』もあるといいだろう。

値段は少し高いが、ソーラーパネルで充電できるモデルを選んで普段から家で活用すれば、実は節電にも役立つ。

アンカー『737 Power Bank (PowerCore 24000)』 1万5,990円
最大140Wの超高出力で、最大3台の機器に同時に急速充電が可能。高さ約16cm、幅約5cmとスリムなので、ノマドワークなどのときに普段から持ち歩くことができる

ジャクリ『ポータブル電源 2000 NEW』 23万9800円
使い方にもよるが、キャンプや災害時に3~6日使用できる2042Whの大容量、定格2200Wの高出力ポータブル電源。同社のソーラーパネル(別売)と組み合わせて充電もできる

おもちゃの防災用品!?非常時に役立つフェーズフリー玩具「ビッグテグミー」

「万が一の時のために、一定量の食料を備蓄しておきたい」「でも備蓄しておくスペースがない」――そんな課題を解決するために、普段食べている食品を多めに購入し、日常生…

非常用持ち出し袋を準備しておくのも有効な手段。だが、ギアであれば“フェーズフリー”、食料ならば“ローリングストック”と呼ばれる防災に関わる概念を持っていれば、災害時の自宅避難で生存環境を整える有効な手段になってくれるはず。身の回りのあるモノや食品が、どんな活用法があるかを普段から考えておこう。

文/松尾直俊

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