
在宅にコワーキングスペース、カフェ…。最近は特定のオフィスではなく、さまざまな場所を移動しながら仕事をするノマドワーカーが増えている。その際に気になるのが、パソコンやスマホ、その他デバイス類のバッテリー充電の問題。持ち歩くアイテムが多くなるほど、個別に充電していたのでは時間も手間もかかってしまう。できれば同時に充電したい。特にコンセントが1つしかないような場所での作業だと、さらに不便だ。
そんな悩みを解消してくれる世界最小クラスの本体サイズと高出力を兼ね備えたUSB急速充電器が、アンカー・ジャパンから8月に発売された。
単ポート最⼤70W出⼒に対応するUSB-Cポート2つと、USB-Aポートの合計3ポート搭載!
発売された「Anker Nano Charger(70W, 3Ports)」は、単ポート最⼤70W出⼒に対応するUSB-Cポート2つと、USB-Aポートの計3ポートを搭載。
3つのポートを同時に使用する際も、合計で最大67.5Wの高出力ながら本体サイズ約53×43×32mm、重さ約120g。一般的な67W出⼒の充電器に比べて約55%省サイズ化されている。
カラーバリエーションは4色なので、機材の色や使用シーンに合わせて選ぶことができる。
ノートパソコンはもちろん複数のデバイスに対応し、3台同時に充電することができるので、個別の充電器を持つことを減らすことができる。例えばMacBook Airエアであれば、約36分で50%まで充電が可能だ。もちろんApple社製品だけでなく、他ブランドのノートパソコンやスマホ、タブレットに使用することもできる。
「窒化ガリウム(GaN)搭載チップ」内蔵で、小型化と高出力化を同時に叶える
コンパクトでありながら高出力を可能にしているは、複数の「窒化ガリウム(GaN)搭載チップ」を内蔵しているためだ。
一般的な充電器は電源から流れてくる電気をデバイスが対応できる電圧に調整するのにシリコンのチップが使われている。
しかしGaN搭載チップはシリコン半導体よりもエネルギー効率が高く、電力損失が少ないので、より高出力で急速充電が効率良くできるようになっている。
GaNは熱伝導率が高く放熱性にも優れていることから、充電器本体が熱くなりにくいという特徴もある。
それに加え、Anker Nano Charger(70W, 3Ports)では、1 秒間あたり約120回の継続的な温度管理機能と出⼒制御により接続端末を保護する「ActiveShield 4.0」を搭載。過電圧保護やショート防⽌、温度管理等のAnker独⾃の多重保護システムと相まって、優れた安全性を実現している。また、入力電圧が100~240Vまで対応しているので、海外でも使用できる。
ノマドワークが多い人は、使ってみてはどうだろうか。
「Anker Nano Charger(70W, 3Ports)」
6990円/約53×43×32mm/120g
合計最⼤出⼒:67.5W
単ポート利⽤時
USB-C1:5V=3A/9V=3A/15V=3A/20V=3.5A(最⼤70W)
USB-C2:5V=3A/9V=3A/10V=2.25A/15V=3A/20V=3.5A(最⼤70W)
USB-A:5V=3A/9V=2A/12V=1.5A/10V=2.25A/11V=3A(最⼤33W)
2 ポート利⽤時合計最⼤:67.5W、3ポート利⽤時合計最⼤:60W
https://www.amazon.co.jp/dp/B0F99FCSX7?th=1
文/松尾俊直
編集プロダクション勤務後、多くの雑誌、書籍の編集/ライターとして長年活動。モットーは「難しい話をわかりやすく」。スポーツ全般からフィットネス、食と栄養、腕時計、デジタル/ITネットワーク関連や家電に文房具、クルマやオートバイ、サブカルチャー系、など幅広い分野の取材・執筆を手掛ける。
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