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30~50代の働く女性でブラ着用に不満を感じている人が6割もいる理由

2025.08.25

ブラレスウェアブランド「no-bu」を展開するキャンプは、全国の30代~50代の働く女性を対象とした「働く女性のブラジャーの着用に関する実態調査2025」を実施し、その結果を公表した。

「できればブラを着けたくない」と感じたことがある人は約7割

日本の夏季の高温多湿環境では、ブラジャー着用による締め付けや通気性の悪さがもたらす不快感が顕著になる。気温上昇に伴い発汗量も増えるため、下着周辺のムレやかゆみなどストレス要因も増大することが予想される。そこで同社は、「夏はブラジャーへの不満が高まりやすいのではないか」という仮説を検証し、働く女性のブラジャー着用実態および意識変化を定量的に把握することを目的に調査を実施した。

その結果、働く女性の間で「ブラ離れ」が静かに進んでいる兆しが見えた。自宅で「基本的にブラを着けない」人は約4割となり、外出時も過半数がノンワイヤーやブラトップなど、締め付けの少ないインナーを選んでいることが判明。また、「できればブラを着けたくない」と感じたことがある人は7割近くにのぼり、ブラジャーへの煩わしさが広く浸透していることが明らかになった。

さらに、在宅勤務の増加も影響しており、在宅勤務者のうち35.6%が「勤務中ブラを着けない」と回答。オンライン会議時のみ着用を含めると、過半数が“ノーブラ勤務”となっていた。

年代別では「ブラを着ける時間が減った」と答えた割合は30代で35%、50代で26%、40代で16%。若い世代ほどインナーの選択肢を柔軟に捉え、快適さを優先している傾向がうかがる。50代にはワイヤー入りとノンワイヤーを使い分けるような柔軟な姿勢も見られた。

一方で、完全なノーブラに対しては「垂れが心配」「バストトップの透け」「人目が気になる」といった不安の声も多く寄せられた。こうした声からも、ブラの着用は“する・しない”の二択ではなく、場面や気分に応じて選べる自由が求められていると推測できる。

【調査結果】

・約4割の女性が「家では基本ブラジャーを着けない」

自宅で過ごす際のブラジャー着用状況について聞いたところ、「家では基本ブラジャーを着けない」女性が37.7%にのぼった(「時々外す」13.0%も含めると過半数)。「常に着けている」派は48.7%と半数を下回り、多くの女性が自宅では暑さや締め付けから解放されるためにブラを外して過ごしている様子がうかがえる。

・外出時も半数以上が楽な下着を選択

外出時の下着スタイルについては、ワイヤー入りブラ派は40%にとどまり、ノンワイヤー派28.7%、ブラトップ派20.0%、スポーツブラ派7.7%。合計56%以上が締め付けの少ない下着を選んでいた。また、外出する際、ブラジャーを着用しないことがあるか尋ねたところ、「頻繁にある」が6.7%、「たまにある」が11.7%、「一度か二度経験がある」が16.7%という結果となった。

・在宅勤務者の過半数が“ノーブラ勤務”

在宅勤務の経験者に絞ってブラ着用習慣を尋ねると、「一日中ブラを着けず仕事をしている」女性は35.6%にのぼった。さらに「オンライン会議時のみ着ける」が20.0%おり、これらを合わせると半数以上が基本的にブラなしで在宅勤務をしている計算となり、リモートワークという環境が、暑い夏場に自宅で“ノーブラ”で過ごすことを後押ししている様子がうかがえる。

・ブラ着用に不満を感じている女性は63%

普段着用しているブラジャー(特にワイヤー入り)に対して、締め付けや痛みなどの不快感・不満を感じることはあるか聞いたところ、「とても感じる」が23%、「時々感じる」が40%という結果に。また、不満の内容で特に多かったのは、「締め付けや圧迫感がつらい」(39.7%)、「肩ひもがずれる」(35%)、「蒸れて不快」(34.7%)、「ワイヤーが当たって痛い」(31.7%) などで、気温や湿度が高くなる夏場にはこうした不快感がより顕著になると考えられる。

・約7割の女性が「できればブラを着けたくない」

「できればブラを着けたくない」「ブラから解放されたい」と感じたことがあるか尋ねたところ、「よくある」が29.33%、「ときどきある」が39.88%という結果となった。また、どんなシーンでそう思うのか自由回答で尋ねたところ、暑さや蒸れ、汗など夏特有の状況でブラを煩わしく感じる声が多く寄せられた。

・“完全ノーブラ”には不安の声が多数

ノンワイヤーやブラトップに関しては、「ホールド感が足りない」(36%)、「バストの形が崩れそうで不安」(23.3%)など、機能的な物足りなさを感じている人も一定数いた。また、ノーブラで過ごすことへの不安や困りごとについては、「胸の突起が目立つのでは?」「胸の揺れや垂れが気になる」「急な宅配や家族に気づかれたら恥ずかしい」といった声が多数寄せられ、ノーブラは快適だが“安心できない”という心理的ハードルが依然として残っている実態が浮き彫りになった。

【調査概要】
調査名:ブラジャーに関する意識調査
調査エリア:全国
調査対象:全国の30代~50代の働く女性
サンプル数:300
実施時期:2025年7月28日(月)~29日(火)
調査方法:インターネット調査
設問構成:自宅・外出時のブラ着用状況、勤務中の着用習慣、ノーブラ経験、ブラや代替インナーへの不満、自由記述意見など

関連情報
https://no-bu.shop/

構成/立原尚子

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