小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

「ガンプラバトルVR」最新版をアイドルが体験!作ったガンプラを操縦する夢が現実に

2025.09.19
吉田博明 (ビジネス/ガジェットライター)

約40年にわたってトレンド/モノを紹介してきた小学館の雑誌「DIME」。発売中のDIME9・10月合併号では発売からガンプラ45周年を記念し、その軌跡をまとめた大特集を掲載中だ。本記事ではその特集からガンダム作品のひとつ『ガンダムビルドファイターズ』で描かれるような〝自分で作ったガンプラを動かす〟ことを実現する『ガンプラバトルVR』について、開発担当者に取材、プラモデルの楽しさを世界中に広めるアイドルグループLINKL PLANETの尾本さん、佐藤さんに体験してもらった記事を紹介する。

担当者に聞いた「ガンプラバトルVR」最新版”Ver.2.0″でできること

開発の経緯と狙い

 自分が作ったガンプラに乗ってみたい──。ガンプラ好きなら一度は思い描く夢を叶えるプロジェクトがスタートしたのは、2018年のことだ。「ガンプラバトルVR」の最新版に関する取材に対応してもらった担当者は、当時のことについて次のように振り返る。

「最初はVRにも非対応で、3Dでスキャンしたガンプラをモニターに投影し、家庭用ゲーム機のコントローラーで操作するというものでした。その後、体験者からのフィードバックをもとに改良を重ねて、2025年には『ガンプラバトルVR Ver.2.0』としてテストイベントを開催しています。VRだけでなくMSのコクピット風の操縦席も導入し、より臨場感を感じるようになりました」

ガンプラバトルVR

 最新版では対応するガンプラが増え、改造した状態も映像で再現できるようになってきている。

「HG、EG、RGといった1/144、またはSDCSやSDEXのSDサイズのガンプラが対応可能です。頭部や手足が揃った人型であれば、かなり自然に動かすことが可能になりました。もちろん複数のガンプラを組み合わせた機体でも大丈夫。兼ねて要望の多かった非人型への対応も進めていて、明確な頭部がない『ズゴック』も使えるようになります」

ガンプラバトルVR

 LINKL PLANETの尾本さんと佐藤さんにも、自身のガンプラで体験してもらったところ「ここは……宇宙の中?」「操作が難しい……!」などと戸惑いながらも、次第に操作に慣れ、ターゲットのネオ・ジオングの撃破に成功! 戦闘を終え、達成感に包まれていた。

ガンプラバトルVR
ガンプラバトルVR

「おふたりのように達成感に満たされて放心状態になる人もいれば、自分のガンプラと対面して涙を流す人もいます。中には『ガンプラバトルVR』を体験したくてガンプラ作りに初挑戦した人もいました。ガンプラの新しい楽しみ方として、さらに進化させていきたいです」

「ガンプラバトルVR」の楽しみ方

まずは3Dでスキャン!ガンプラのフォルムから機体性能が設定される

ガンプラバトルVR

ロボットアームと3Dスキャナーによるスキャンは、わずか5分ほどで完了。スキャンの都合上、ガンプラのサイズは縦15cm、横15cm、奥行き10cmの空間に収まる必要があるという。ガンプラの形状や改造の状態に合わせて「パワー」「スピード」「マルチ」の3タイプに自動分類される。最新版では武器が「ビーム・ライフル」「近接攻撃」「拳」のほか「マシンガン」「バズーカ」も選択できるようになった。

自分で作ったガンプラの巨大映像が出現!指示に従っていざ出撃

ガンプラバトルVR

ガンプラをスキャンして3Dモデリングを作成している間、プレーヤーは操作のチュートリアルを受ける。その後、自分のガンプラに乗り込んで出撃し、ミッションがスタート。出撃時には風や振動が起こり、気分も最高潮に! 担当者によれば体験者が一番喜ぶのは、格納庫で等身大になった自分のガンプラと〝対面する瞬間〟という。

ラスボスが登場!チートな全方位攻撃に圧倒される

ガンプラバトルVR

ミッションの最終フェイズでは、巨大MAネオ・ジオングとの戦闘が待ち構えている。ここまでに身につけた操縦テクを駆使して、オールレンジ攻撃をかい潜りながら自分の攻撃を叩き込む。最後は与えたダメージや被弾数に応じてスコアが表示される。体験者は自身がプレーした映像をもらえるとか。作ったガンプラが動く様子を見ていると愛着が湧くだけでなく、ガンプラ制作の意欲向上にもつながるようだ。

体験したLINKL PLANETのおふたりの感想

手に汗握る迫力!何度も挑戦したくなる

「自分が作ったガンプラのパイロットになれるなんて夢のようです! 出撃時に『オモト、行きま~す!』と言えたのが大満足。ぜひ皆さんにも体験してほしいです!」(尾本さん)。
「風や振動がリアルに伝わってきて本当にすごかった。まるで自分がアニメの主人公になった気分! 興奮していたら終わってました(笑)」(佐藤さん)。

ガンプラバトルVR

その他、本誌の特集から抜粋した記事ではガンプラの新作情報、歴史を振り返る記事やプロモデラーのオオゴシトモエさんや「月刊ホビージャパン」の木村編集長に話を聞くなどしている。

ガンプラ新作をピックアップ!2025年秋〜2026年冬発売予定の注目キットを紹介

約40年にわたってトレンド/モノを紹介してきた小学館の雑誌「DIME」。2025年9・10月号ではガンプラ発売から45周年を記念してその軌跡をまとめた特集を掲載…

ガンプラの歴史を網羅!歴代キットと開発秘話で深掘り解説

小学館が発行する雑誌「DIME 2025年9・10月号」ではガンプラ発売から45周年を記念してその軌跡をまとめた特集を掲載中。本記事ではその特集からガンプラの歴…

「キュベレイは10体以上作りました」プロモデラー・オオゴシトモエさんのめぐりあい〝ガンプラ〟

アニメ『機動戦士ガンダム』のモビルスーツを模型にした「ガンプラ」が登場して45年。それに人生を大きく変えられた人がいる。プロモデラーのオオゴシトモエさんだ。 ガ…

「月刊ホビージャパン」の木村学編集長が語る!RX-78-2を見ると〝ガンプラ〟の進化を俯瞰できる!

 ガンプラが誕生して45年。DIME最新号は、プラモデルの常識を打ち破ってきたガンプラ45年の軌跡と”その先”を徹底取材! 雑誌の中でも紹介したホビージャパンの…


取材・文/峯 亮佑 
撮影/藤岡雅樹 
編集/田尻健二郎
WEB再構成/吉田博明

©創通・サンライズ

ビジネス/ガジェットライター
吉田博明
1990年生まれの34歳。高校時代はシンガポールで過ごし、早稲田大学社会科学部を出て新卒から12年大手IT企業で事業立ち上げ等を経験し、アナリティクス業務やプロダクトマネジメント、WEBマーケティング、ビジネスデベロップメントなどに携わる傍らビジネス用語系の記事を執筆。2児の父。最近はAIに褒めてもらったり、昔作っていたミニ四駆やガンプラを子どもと作るのが趣味。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2025年9月16日(火) 発売

DIME最新号は、「あなたの知らない ポケポケの秘密」。開発の舞台裏やヒットの軌跡、今からでも楽しめる効果的な遊び方まで、知ればもっとポケポケが楽しくなる“ポケポケ現象”の秘密を徹底解明!特別付録は、BIGサイズの超限定「フォルクスワーゲンBUZZトート」!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。