
ティファニーは、日本初のブルーボックスカフェ「Blue Box Café by Natsuko Shoji」を「ティファニー 銀座」4階にオープンした。
ニューヨークの食文化を背景に日本の食材や文化を融合したメニューを展開!
2025年7月11日にオープンした、アジア最大の旗艦店「ティファニー 銀座」。その4階に、ブランドの豊かな伝統にインスパイアされた「Blue Box Café by Natsuko Shoji」が8月8日に誕生した。
メインダイニング、バー、プライベートダイニングルーム、銀座の街並みを望むテラスからなる空間の内装を手がけたのは、現代建築の巨匠ピーター・マリノ氏。テラスには、東信氏によるフラワーインスタレーションが彩りを添え、ヨハン・クレテン、サラ・チャールズワース、ロー・エスリッジ、モリー・ハッチなど著名なアーティストによる多彩なアート作品が、カフェの空間と対話を織りなしている。
また、メニューの監修は、東京・代々木上原にあるフレンチレストラン「été(エテ)」の庄司夏子シェフが担当。「Breakfast at Tiffany’s」、「Tiffany Afternoon Tea」、前菜からデザートまで多彩な料理が揃う「All-Day Dining」まで、日本の食材を取り入れた季節感溢れる料理が楽しめる。
なお、今回のオープンに際して、庄司シェフは「ティファニーの歴史・文化・創造性の新たな拠点となる『Blue Box Café by Natsuko Shoji』は、日本屈指の美食文化が花開く東京・銀座という地で、ニューヨークと日本の食文化を融合させ、素材の魅力を最大限に引き出した驚きをもたらすメニューをご提供します」とコメントしている。
■日本の食材を取り入れた季節感溢れるメニュー
・Tiffany Afternoon Tea
ティファニーの伝統と庄司シェフの技が融合した、華やかで独創的なアフタヌーンティー。1段目は、シェフのシグネチャーであるフルーツタルト。8月は桃のタルトにイチゴのソルベを添えて提供する。2段目のデザートには、ティファニー ブルーを彷彿とさせるマカロンや、シェフのスペシャルメニューであるバニラチーズケーキ、フィナンシェ、プラリネのチョコレートガナッシュが彩る。3段目のセイボリーは、ジュエリーの精緻さに着想を得た胡瓜のサンドウィッチ、マッシュルームサンドとクラブサンドが並び、それぞれの食材が見事に調和。さらに、カプレーゼ、桜鱒とアボカドの塩タルト、花をイメージしたモルタデッラと卵のオープンサンド、ほおずきのピクルス、2種のスコーンも添えられる。
・Breakfast at Tiffany’s
ブレックファーストは、日本人シェフならではの繊細な感性と出汁使いを随所に効かせた料理を、ティースタンドで提供。スープには日高昆布と香味野菜の旨味を引き出した出汁を用い、特別に作られた低塩仕立ての生ハムとモルタデッラは日本のフルーツと絶妙なハーモニーを奏でる。また、すだちとレモンでさっぱりと味わえる山梨県産「富士の介」や、出汁巻き卵に着想を得たスクランブルエッグも用意。さらに、クロワッサンやシェフのシグネチャーであるブリオッシュ、自家製メイプルグラノーラとバニラ香る特製ヨーグルトなども楽しめる。
・All-Day Dining
アラカルトメニューでは、前菜から肉・魚のメインディッシュ、サイドディッシュ、デザートまで、多彩なメニューをラインナップ。前菜「イーストサイド風タルタル」は、厳選された日本産の和牛にフルーツトマトのサルサソースを合わせた一皿。また、メイン料理には、クラシックなニューヨークスタイルのバーガーや季節の鮮魚を用意する。さらに、ニューヨーク五番街本店「ザ ランドマーク」のアドレスにインスピレーションを得た「チーズケーキ 727」をはじめとした、庄司シェフならではの華やかなデザートも楽しめる。
関連情報
https://www.tiffany.co.jp/stories/tiffany-ginza/blue-box-cafe/
構成/立原尚子