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世界一のパン職人が監修!ツインバードの高級トースター「匠ブランジェトースター PLUS」をパン好きはどう評価した?

2025.08.18

いまや2万円以上する「味にこだわる」高機能トースターは珍しくない。そんな中、2023年にこのジャンルに後発として参入したのがツインバードである。

昨年のDIMEトレンド大賞でも家電部門賞を獲得した「匠ブランジェトースター」は記憶に新しいが、そんな後継モデル「匠ブランジェトースター PLUS TS-D487」が8月29日に発売される。新モデルは、従来の「パンが美味しく焼ける」機能はそのままに、2枚焼きから4枚焼きに容量がアップ。さらに、新しくロールパンやピザモードも追加した。

【DIMEトレンド大賞2024】家電部門賞はリベイクに着目したツインバードの「匠ブランジェトースター」

振り返れば、2024年もたくさんのヒット商品が生まれた。モノが溢れる時代では新しい付加価値を創出することが不可欠。今までの当たり前を見直すことから新たなヒットが…

気になる新製品の実力はどのようなものなのか?実際に試食してきた。

シェフの味を再現できる秘密は、監修者にあり

ツインバードの「匠ブランジェトースター」シリーズは、さまざまな工夫で「パンの美味しさ」にこだわった製品だ。

ハード面ではパンの表面をカリッと焼き上げる遠赤外線ヒーターと、食材の深部までしっかり加熱する近赤外線ヒーターの2種類を搭載。

さらに、庫内には温度を秒単位でチェックするセンサーも内蔵されており、焼きたいパンに合わせて「最もおいしく焼けるであろう加熱方法」でヒーターを細かく制御。ソフト面でもこだわりを見せている。

庫内上部の遠赤外線ヒーター
下部の近赤外線ヒーター。近赤外線ヒーターは稼働すると照明のように明るい

本シリーズの一番の注目ポイントは、このヒーターのきめ細かな自動調理プログラムにある。

自動調理できるメニューには、トーストのほかクロワッサンやカレーパンなどがあるが、トーストなら表面をパリッと内部はモチモチに、クロワッサンは外皮をパリッとさせつつ焦がさないように焼き上げる、などパンに合わせた最適な焼き加減が再現できる。

とはいえ「遠赤外線・近赤外線ヒーターを混在させたトースター」や、「パンに合わせた自動調理ができるトースター」は他社からも発売されている。

本シリーズの注目ポイントは、パンの加熱を制御する「火入れ」を、パンの世界大会「IBA Cup」で優勝した経験を持つ浅井一浩氏が監修している点にある。ある意味、家庭にいながら世界一のパン職人のリベイクが楽しめる製品なのだ。

iba cup優勝経験者である浅井一浩氏。
同氏が監修した自動調理メニューを選ぶと、残り加熱時間の横にシェフのアイコンが点灯する(一部の自動メニューは浅井氏非監修)

従来はこの自動調理モードにトースト(常温/冷凍)、クロワッサン(常温/冷凍)、フランスパン(常温/冷凍)、カレーパン(常温/冷凍)、アレンジトーストがあった。

新製品は庫内容量が従来の2枚焼きサイズから4枚焼きサイズに容量アップしたほか、自動調理モードにロールパンとピザモードが追加された。

新製品のモード選択ダイヤル。自動メニューだけではなく、260℃まで温度設定できるマニュアルモードも搭載している

実際そんなに違うの? 気になる焼き上がりをチェック

新モデルがどれほどの違いを見せるのか、実際の焼き上がりを試食して確かめてみた。

まずはトースターで一番焼くであろうトーストで実力をチェック。最大調理枚数である4枚のトーストを焼いたものを実際に試してみた。

近赤外線ヒーターが明るく光るほか、トースターとしては珍しい照明も内蔵。庫内の焼き色が確認しやすい

一般的に4枚焼きのトースターは焼きムラが発生しやすいが、表も裏も驚くほどムラなく均一に焼き目がついていた。

ちなみに、トースターは庫内が広くなるほど焼き時間は長くなる傾向があるが、本製品はトースト2枚(ふつう)の焼き上げが約3分7秒、4枚だと約3分57秒と調理時間もなかなかスピーディーな点も気に入った。

薄くカリッとクリスピーなクラストと、中のふわふわモチモチとしたコントラストが際立つ焼き上がりに

ロールパンにピザはどう? 新モードも試食してみた

新製品の特徴である新モードで食パン以外も実食した。

まず試食したのはロールパン。通常、普通のトースターでロールパンを焼くと、背が高いためにヒーターに近い上部だけが焦げてしまう。

しかし、本製品で焼いたロールパンは、上の焼き目はほとんど変わらず、内側は中心まであたたかくモッチリとした仕上がりだ。

全体的にロールパン特有のふんわりとした食感が楽しめるのが良かった。

次にピザ。4枚焼きで容量が大きくなったことに伴い、大きな食材が焼けるようになったのも本製品の魅力。これにより追加されたのがピザモードだ。

このモードで想定されているのは、スーパーの調理パンコーナーなどで売られている25cmサイズの大き目ピザ。会場では実際に某スーパーで販売されているピザをリベイクしたものを試食できた。

実際にたべてみると、耳の中心部のモッチリさにやや物足りなさを感じるものの、ピザの底や耳部分のカリッとした香ばしい食感は焼きたてのような美味しさ。ピザ表面は焦げていないのに、チーズはしっかり加熱されて泡立っていたのも食欲を刺激してくれた。

子供がいる家庭でも「こだわり」のパンを諦めない

今どきのトースターは、“なんでもできる”のが主流。スーパーで購入した揚げ物のリベイクや焼き芋などのメニューを搭載している製品も多い。

しかし、匠ブランジェトースターシリーズは、前モデルから自動調理モードで選べるメニューは「パン」だけ。

もちろん、マニュアルモードを利用すればどんな調理もできるが、ツインバードの「とにかくパンを美味しく焼く」というこだわりを感じるインターフェイスなのだ。

同社のこだわりにより、前モデルの匠ブランジェトースターはパン好きから高い評価を得ていたが、2枚焼きのため「こだわりのパンをゆっくり楽しむ大人向け」という印象があった。一方、新しい匠ブランジェトースター PLUSは4枚焼きになったことで忙しい朝の家族分も一度に用意できる。パン好きの家族がいるなら、ぜひ一度チェックしてほしい製品だ。

●商品情報
ツインバード『匠ブランジェト-スター PLUS」
オープン価格・直販価格29,800円(税込)
https://store.twinbird.jp/products/tsd487

文/倉本 春

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