
ここ数年、生活にかかわるありとあらゆるモノが高くなった。こうした物価の高騰は、学生たちの生活にどのような影響を与えているのだろうか?
全国の学生マンションの企画開発・仲介斡旋・運営管理を行うジェイ・エス・ビーはこのほど、同社が運営する全国の学生マンションに入居する学生5,347名を対象にした「物価高騰」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。
学生の約8割が食材価格の上昇を実感し、そのうち約半数が主食にお米以外を選ぶ機会が増えたことが判明
最近の食材価格の上昇(特に米)を実感しているか尋ねたところ、実感していると回答した学生は全体の約8割(82.9%)という結果になった。
最近の食材価格の上昇(特に米)を実感していると回答した学生に主食として白米以外を選ぶことが増えたかを尋ねたところ、約半数(48.1%)が主食にお米以外を選ぶ機会が増えたと回答し、米の価格高騰により主食にお米以外のパンや麺類を選ぶ機会が増えている傾向がわかった。
学生の約9割が物価高騰によって節約の意識が高くなったことが判明
物価高騰によって節約の意識が高まったかを尋ねたところ、節約の意識が高まった学生は全体の約9割(87.9%)という結果になった。
物価高騰によって節約の意識が高まったと回答した学生に物価高騰の影響で特に購入を控えたものやサービスを尋ねたところ、外食を控えたと回答した学生が一番多い結果となった。学生は物価高騰によって外食を控える傾向にあることがわかった。
また、物価高騰によって節約の意識が高まったと回答した学生に物価高騰の影響で、食品や日用品の購入で特に意識していることを尋ねたところ、最も多かった回答は「セール品を選ぶ」「安い店舗を選ぶ」の結果となった。
学生の約7割が物価高騰の影響で、1か月の生活費が昨年と比べて増えたことが判明
物価高騰の影響で、1か月の生活費が昨年と比べて増えたかを尋ねたところ、全体の約7割(67%)の学生の生活費が昨年と比べて増えたことがわかった。
物価高騰の影響で、1か月の生活費が昨年と比べて増えたと回答した学生に家賃以外のどの支出が特に増えたのかを尋ねたところ、最も多かった回答は「食費」という結果になった。多くの学生の生活費での支出は食費にある傾向がわかった。
学生の約6割が物価高騰の影響で、生活が苦しくなったと感じていることが判明
物価高騰によって生活が苦しくなったと感じるかを尋ねたところ、全体の約6割(61.9%)の学生が、生活が苦しくなったと感じると回答した。
物価高騰によって生活が苦しくなったと回答した学生に節約の意識が高まったかを尋ねたところ、94.6%の学生が節約に意識が高まったと回答した。
物価高騰によって生活が苦しくなったと回答した学生に物価高騰の影響で特に購入を控えたものやサービスを尋ねたところ、外食を控えたと回答した学生が一番多い結果となった。
<調査概要>
調査期間:2025年7月3日(木)~2025年7月13日(日)
調査方法(集計方法、算出方法):インターネット調査
調査対象:株式会社ジェイ・エス・ビーが運営する全国の学生マンションに入居する学生5,347名(大学、専門学校他)
出典元:株式会社ジェイ・エス・ビー
構成/こじへい