
世の中のトレンドを届ける雑誌『DIME』編集部が、SNSで見つけたニュースを紹介しています。今回のテーマはいま大人気の「LABUBU(ラブブ)」。
大人気「LABUBU(ラブブ)」、偽物の「LAFUFU(ラフフ)」に要注意
『DIME』編集部では日々、SNSで話題のニュースをリサーチしています。いまSNSの話題の中心は「LABUBU(ラブブ)」。この香港のデザイナーが生み出したキャラクターが、海外のインフルエンサーをきっかけに日本でもブームが到来。中国の玩具メーカー「POP MART」とコラボをしてグッズ展開がされています。


様々なシリーズが発売されている「LABUBU(ラブブ)」©POP MART & How2work Limited & Kasing Lung.
しかし、2025年8月現在、「POP MART」での購入は原則抽選販売となっており、なかなか購入できません。フリマサイトではプレミア価格で取引がされているものの、偽物も多く出回っています。偽物は「LAFUFU(ラフフ)」と呼ばれ、日本だけでなく世界中で問題になっています。消費者と事業者間の公正な取引を促進するアメリカの非営利団体「Better Business Bureau」(BBB)の担当者は、「LABUBU(ラブブ)」と「LAFUFU(ラフフ)」の特徴について海外メディアで次のように指摘しています。
「本物のラブブの特徴の一つは、9本の歯があることです。顔の色は特定の色で、足の裏に本物証明のスタンプが押されています」

これは本物の「LABUBU(ラブブ)」。『THE MONSTERS Exciting Macaron ぬいぐるみシリーズ』(2255円)
一方で偽物ラフフは次のような特徴があると指摘します。
「偽物はスタンプがなく、顔の歯の数が異なるかもしれませんし、色も少し異なるかもしれません」
また、ラブブはタグのQRコードを読み込むと「POP MART」のページにアクセスできます。しかしながら、一部、本物「ラブブ」であっても古いバージョンなどではQRコードが滲んでおりアクセスできない場合があります。
他にも、SNSでは「ラフフは首が360度回転する」「耳が内側に閉じているのがラブブ」など、様々な外見的特徴が指摘されています。フリマなどを経由して購入する場合、「LABUBU(ラブブ)」と「LAFUFU(ラフフ)」を見分けるには、複数の視点から検証してみることをおすすめします。もし自信がないなら「POP MART」より抽選、購入することがやっぱり一番かもしれませんね。
商品の販売状況はこちらから:https://www.popmart.com/jp
文/峯亮佑(DIME編集部)