
厳しい暑さが続く今年の夏。フリマアプリ「メルカリ」ではどんな商品が特に取引数を伸ばしているのか?
メルカリはこのほど、「メルカリ」の出品・購買データをもとに、「暑さ対策・冷却グッズ」について分析した「メルカリ」トレンド通信を発表した。
2025年 5月・7月のカテゴリー別 取引数 伸長率ランキングTOP3
2025年の夏は国内歴代最高気温を更新した。40℃を超える地域も多く、猛暑が続いている。
立夏を迎えた5月と、暑さが本格化した7月におけるメルカリの商品カテゴリー別取引数を調べたところ、取引数が伸びた商品カテゴリーTOP3は1位「プール」2位「水遊び」3位「暑さ対策・冷感グッズ」となった。過去最高気温を更新し続ける連日の猛暑の中、ニーズが急増したものとみられる。
今回は、この中でも日頃の生活に役立つ「暑さ対策・冷感グッズ」に焦点を絞って取引傾向を調べた。
「暑さ対策・冷感グッズ」の7月取引数は昨年から約10%増、 「空調服」の取引数が1位となり、昨年1位の「ネッククーラー」と逆転する結果に
2024年7月と2025年7月の「暑さ対策・冷却グッズ」カテゴリーの取引数を調べたところ、今年の取引数は昨年から約10%増加していることがわかった。特に「空調服」は2024年と比較して取引数が約1.7倍となり、昨年1位の「ネッククーラー」を抜き、同カテゴリーにおいて今年最も取引数の多い商品となった。また、「暑さ対策・冷却グッズ」カテゴリーでの人気ブランドをみたところ、トップは日本の作業服メーカーで空調服を提供している「BURTLE」となっている。
「冷感ポンチョ」の取引数は昨年の約65倍に伸長
「暑さ対策・冷却グッズ」カテゴリーの商品の中で、取引の絶対数ではTOP5を逃したものの、昨年と比較して圧倒的だったのが「冷感ポンチョ」となった。24年7月と25年7月の取引数を比較して、約65倍に増加する結果となった。
TVなどで紹介されることもしばしばで、夏フェスなどの屋外でのイベントや部活動で活用するシーンが増えているのかもしれない。
出典元:株式会社メルカリ
構成/こじへい