
ガーミンジャパン(以下Garmin)は、世界各地のプレミアム地図にアクセス可能なサブスクリプションサービス「Garmin Outdoor Maps+(ガーミン アウトドアマップ)」の提供を2025年8月7日より開始した。本アプリケーションは、欧米に続き、アジアでは日本先行導入となる。
その主な特徴は以下のとおり。
Wi-Fi接続で簡単に世界のプレミアム地図データを入手&更新できるサブスクサービス
・日本国内にとどまらず、世界中のプレミアム地図にアクセス可能。
※日本国内地図は、国土地理院提供の高精細ラスター地図(Japan Raster)や環境省、林野庁、G空間情報センターを基に提供。国土地理院の標準に基づき、登山道・地形・トレイル等の詳細表示が可能。
・Wi-Fi接続で、対応するGarminデバイスに直接配信。コンテンツは定期的に更新・拡充され、常に快適な追跡をサポートし続ける。
・Garminの無料アプリ「Garmin Explore」「Tread」と連携することで、スマートフォンでも利用が可能。
■複数のマップレイヤーで、高精細な地図だけでなく、等高線や土地の境界まで確認できる
<衛星地図>
・高解像度の衛星地図を提供。上空から地形を把握し、目的地の確認やルート設定が可能。
<高精細な陰影表示>
・陰影による立体的な表現で、地形の起伏や標高差をリアルに再現。視覚的にわかりやすく、マップ上で地形の変化をより直感的に把握できる。
<高精度な等高線表示>
・高精細な等高線で標高や地形の変化をリアルに描写。傾斜や高低差を視覚的に把握でき、ルート計画に役立つ。
・他国の等高線レイヤーは20~30m間隔のところを、DKGが提供するデータを基に5mという国際的にも高精度なデータを使用。

■多彩なアウトドアレジャーやスポーツに役立つ機能を搭載
<高精細なマップ>
・高精細なラスターマップに対応、アウトドアに役立つ地図情報の表示に対応する。
※地図の内容や縮尺は、提供元によって異なります。
・登山・ハイキング用途に最適化されており、一般的な地図アプリではカバーされていない山岳ルートにも対応。
・トレイル情報は「Garmin Trail」や「Walk/Cycling Layers」として提供。
<スキービュー機能>
・世界中のスキー場に対応。スキーリフトや滑走コースの名称・難易度に加え、クロスカントリーやスケートスキーのトレイル情報も確認可能。標高や地形情報を地図上に重ねて表示できる。

<夜間光機能>
・人工的な光(光害)の少ないエリアを地図上で確認、星空観察や静かなキャンプ地をみつけることが可能。人里離れた静かな場所を目指す冒険にも役立つ。
<区画マップ>
・土地の区画や境界を地図上で視覚的に表示。公有地・私有地の違いも一目で把握でき、フィールドの状況を事前に確認できる。
<公有地マップ>
・色分けされた地図で、立ち入り可能な公有地をひと目で判別。私有地に配慮しながら、アクセスできるエリアをスムーズに見つけられる。公園や管理区域などを含むデータも日々更新され、アクティビティの計画をサポート。
<水辺の探索機能>
・湖や川、湿地などの淡水エリアを詳細に表示。釣りやキャンプ、アウトドアに最適な水辺スポットを簡単に発見できる。
「Garmin Outdoor Maps+ APP」の概要
提供開始日/2025年8月7日
価格/月額プラン:800円、年額プラン:7480円(税込)
対応デバイス/「fēnix 7 Pro / 8」シリーズ、「epix Pro (Gen 2)」シリーズ、「MARQ (Gen 2)」シリーズ、「Enduro 2 / 3」、「Descent Mk3」シリーズ、「tactix 7 / 8」シリーズ、『Venu X1』、「Forerunner 955 / 965 / 970」シリーズ、『GPSMAP 67, 67i』など
◎「Garmin Explore」「Tread」の各アプリを使用することでスマートフォンからでも利用可能
・「Garmin Explore」 iOS 17.0以降 / Android 9 以上に対応 容量 362.2MB
・「Tread」 iOS 16.4以降 / Android 9以上に対応 容量 338.3MB
構成/清水眞希