
ジラール・ペルゴは、パワーと精度の融合を讃える「ロレアート スケルトン アストンマーティン エディション」を世界限定88 本で、世界中のジラール・ペルゴ正規販売店にて発売した。
オート・オルロジュリーとハイパフォーマンスエンジニアリングが出会う
ジラール・ペルゴのロレアート スケルトン アストンマーティン エディションは、パワーと精度の融合を体現している。
新作のケースとブレスレットは、ブランドを象徴する 1975 年に登場した初代ロレアートのデザインを踏襲しているが、素材として選択されたのは、ステンレススティールの 7 倍の硬度を持ち、傷がつきにくいセラミックであった。
またセラミックは、軽量で低アレルギー性、そして非常に滑らかな素材でもある。そして、ブランドを象徴する八角形のベゼルはセラミック製でサーキュラーサテン仕上げを、同じくセラミック製のケースにはサテン仕上げをそれぞれ施した。
ロレアートの伝統に則った一体型ブレスレットもセラミック製だが、ここではポリッシュ仕上げとサテン仕上げが施されている。
オープンワークの時・分針はサスペンデッドインデックスで示され、すべてアストンマーティンを象徴するレーシングカーを思わせる、魅力的なグリーンのコーティング仕上げとなっており、暗がりでグリーンに発光する。
10 時位置には控え目にオープンワークのスモールセコンドも配した。このように、高い視認性を確保すると同時に最大限にムーブメントが見えるよう、すべてに細心の注意が払われている。
従来の時計文字盤とは異なり、このスケルトン モデルは、内部機構をつぶさに見ることができキャリバー GP01800 の複雑さを堪能できる。サファイアクリスタルとケースバックを通して、通常は隠れて見えない部品も鑑賞することが可能。
巻上げてから解けるまでのさまざまな段階の主ゼンマイ、振動するテンプ、ヘアスプリング、ガンギ車と噛み合うアンクルといったすべての部品により機械が刻む魅力的なリズムで時計に命を吹き込み、ケースバックにはメタライズ加工の Aston Martin のロゴが配されている。
自社製キャリバー GP01800 は、230 年以上にわたって培われてきた時計製造の専門技術をもとに製造した。
55 箇所もの戻り角に施された手仕事による仕上げは芸術的な時計製造技術の証しであり、ブラック PVD 加工が施されたメインプレートとブリッジを備え、面取り、サンドブラスト、サテン仕上げ、サーキュラーサテン仕上げの4つの洗練された技法を用い、すべて手作業で装飾されている。
アストンマーティン レーシンググリーンでスケルトン加工されたゴールド製ローターは、針の色合いともマッチしキャリバーに溢れるような光が差し込み、その奥行きを際立たせた。
ムーブメントには、非常に優れた調速システムである可変慣性テンプが搭載されているため、耐衝撃性、長期的安定性が強化され、クロノメーター精度も向上している。
パワーリザーブは約 54 時間で、腕元から離れても動作し続ける。腕時計の範疇を超えたオート・オルロジュリーとハイパフォーマンスの洗練された融合であり、精度、美しさ、革新の証だ。
製品概要
ロレアート スケルトン アストンマーティン エディション
価格:7,645,000円(税込)
限定本数:88本
ケース
素材 : ブラックセラミック
直径 : 42 mm
厚さ : 11.13 mm
裏蓋 : サファイアクリスタル
文字盤 : ダイヤルなし
防水性 : 100m
ストラップ
素材 : セラミック
バックルの種類 : セラミック製トリプル フォールディングバックル
関連情報
https://www.girard-perregaux.com/jp_jp/81015-32-3538-32a.html
構成/Ara