自己紹介ツールで「はじめまして」を効率化
続いて、推し活関連の交流に使える自己紹介ツール「プレーリーカード」と「LitLink」について。
●プレーリーカード
「対面で出会った相手のスマートフォンでタッチして読み取ってもらうことで見てもらえるデジタル名刺です。各SNS・プラットフォームへのURLを一つ一つ伝えなくても、サイト内にわかりやすく一覧にできるので、お互い楽です」
●lit.link(リットリンク)
「リンクのまとめページを作れるツールです。共通の趣味を持った方と、Xなどインターネット上のファンコミュニティで自分を知ってもらう手段の一つとして利用しています」
Googleスプレッドシート・Googleドキュメントを情報整理・共有に利用
GoogleスプレッドシートやGoogleドキュメントは手軽に表やグラフ、文章データを作成し、共有できる、ビジネスにもよく利用されているツールだ。えりん氏は推し活に有効活用しているという。
「個人的にまとめている、推しにまつわる情報のメモに使用しています。移動中・出先ではスマートフォン、帰宅したらパソコンで編集などデバイス問わず使えて便利です。
データを作ったらXに投稿して情報共有するなどしています」
【使用例】
●Googleスプレッドシート:ライブツアーなどのセットリストパターン一覧作成。Excelを利用することもある。Xアンケートの集計結果をグラフにして画像化し、Xに投稿するなどしている。
●Googleドキュメント:テキストにURLを埋め込んで共有したいときなどに利用。
●Googleフォーム:運用サイトで匿名の意見箱としてアンケートを常設。
さまざまなデジタルツールを、推し活ならではの工夫で使いこなしていることがわかる。推し活をしている人は、ぜひ参考にしてみよう。
取材・文/石原亜香利
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