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【2025上半期ヒット商品】キーワードは苦味と食感!物価高でも売れた食の最新トレンド総まとめ

2025.09.02

ご当地グルメチェーン店が勢力拡大!次々登場して行列に

地方で愛されるローカルチェーンが勢力拡大。ただの全国展開ではなく、既存のブランド力をフルに活かす新業態も2025年上半期のトレンドに。

資さん『資(すけ)さんうどん』オープン初日開店前170人の行列

資さん『資(すけ)さんうどん』

〝北九州のソウルフード〟としてもおなじみの同店は24年にすかいらーくホールディングス傘下となり、関東へ進出。2月には東京1号店の両国店をオープン、初日から大行列に。

資さん『資(すけ)さんうどん』

150種類あるメニューの中の一番人気『肉ごぼ天うどん』(5本820円)

〈ヒットのカギ〉地元の資さんファンがインフルエンサーに
開店前に期間限定レストランを出店し、プロモーションを強化。「北九州出身の方が資さんうどんを広めた点も、後押しになりました」(資さんうどん・伊藤典子さん)

コメダ『おむすび米屋の太郎』 看板メニュー「名古屋おむすび」は3か月で約3万700個を販売

コメダ『おむすび米屋の太郎』

姉妹ブランド『コメダ和喫茶 おかげ庵』で提供されるモーニング『おにぎりセット』の好評をうけてオープン。注文後に1つずつむすぶこだわりに加え、独自性高い名古屋名物の具材も好評を博した。

コメダ『おむすび米屋の太郎』
コメダ『おむすび米屋の太郎』

赤味噌が香る名古屋味の『味噌ヒレカツむすび』(330円)、店内で衣付けして揚げる『天むす』(380円)。

〈ヒットのカギ〉できたてのふんわり感がコメダファンにも好評
「注文を受けてから結ぶおむすびの、つやつやで粒立ちよく、ふっくらほどける食感が、多くのお客様の共感を呼びました」(コメダ広報チーム・白野 紬さん)

とろける生パンが甘党の心をキャッチ

近年、コンビニスイーツ界では〝ふわもち食感〟がヒットのキーワードとなっているが、その流れがパンにも波及。パンのやわらかい食感を軸に、クリームとの組み合わせで大人気を博した。

ヤマザキ『ランチパック とろリッチ生シリーズ』各170円

1月のシリーズ発売から5種類計約600万個を販売

ヤマザキ『ランチパック とろリッチ生シリーズ』

パンのやわらか食感を最大限に引き出すことを目指して開発。生クリームとわらびもち風フィリングで、とろっとした味わいを実現。

全5種類のラインアップ

ヤマザキ『ランチパック とろリッチ生シリーズ』

〈ヒットのカギ〉甘党の心に刺さる絶妙食感
和洋折衷の商品が増えていることから、わらびもちとホイップの組み合わせを意識。「ぎっしりつまったクリームが満足感を刺激します」(山崎製パン・赤井友梨さん)

ファミリーマート『白生パンシリーズ』138円〜

発売後13日で500万食を達成

ファミリーマート『白生パンシリーズ』

昨年の『白生コッペパン』のヒットを受け、新たにレパートリーを増やす形でシリーズ化。袋パンの得意分野である、しっとりとしたもちもちと食感を意識している。

ファミリーマート『白生パンシリーズ』

〈ヒットのカギ〉「生」の文字の組み合わせでしっとり感を強調
「従来のパンに『生』の文字を組わせることで、これまでのイメージとのギャップを持っていただけたことが、ヒットにつながったと思います(ファミリーマート・鈴木崇義さん)

Z世代を中心に独自食感グミがウケまくり

数年前から巻き起こるグミブーム。パウダー系や果実系など多種多彩なグミが展開される中、ヒットしたのが各社の個性が光る新食感グミ。独自製法がキモとなり、今までにない食感が大きな話題に。

UHA味覚糖『モッチュ 白桃味』オープン価格(実勢価格約160円)

4月の発売直後から計画比1.8倍と滑り出し順調

UHA味覚糖『モッチュ 白桃味』

高級和菓子などの材料となる奈良県産「吉野本葛」を使用。葛のようなやわらかさと、グミらしい弾力を両立する独特の食感を実現した。

〈ヒットのカギ〉トレンドのあえて逆をいく、究極のやわらかさ
近年ハード食感が好調な中、あえての「やわら食感」に挑戦。「『この食感クセになる』とSNSなどでも多く発信をいただきました」(UHA味覚糖・広報担当)

カバヤ食品『しゃりinグミ』オープン価格(実勢価格約170円)

ブランド全体の売り上げが計画の約300%を達成!

カバヤ食品『しゃりinグミ』

「パウダーの食感は楽しみたいが、手が汚れる」欠点を解消。噛んだ瞬間に中から〝秘密のしゃり粒〟が出現する新食感が話題に。

〈ヒットのカギ〉独自製法で二重の食感を実現
つるっとした見た目なのに、噛むと独自製法による溶けにくい〝秘密のしゃり粒〟が楽しめる。「見た目と食感のギャップを意識しました」(カバヤ食品・池崎詩美さん)

取材・文/高山 惠 編集/原口りう子

※本記事内に記載されている商品の価格は2025年6月30日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。

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