DIME MAGAZINE
楽天グループが運営するレシピサイト「楽天レシピ」は、ユーザー2,976名を対象に実施した「夏の料理に関するアンケート調査」の結果を発表した。
夏の料理で気になることの1位は「食材が痛みやすい」！
同調査では、夏に家で料理をすることに負担を感じるか、夏の料理で気になること、夏に食べたい食材やレシピなどを質問。その結果、夏に家で料理をすることに「負担を感じる」人は過半数いることが判明。また、夏の料理で気になることの1位は「食材が痛みやすい」、2位は「キッチンが暑い」、3位は「食中毒が怖い」、夏に食べたい食材ランキングの1位は「トマト」、2位は「きゅうり」、3位は「素麺」という結果となった。
【調査結果】
・夏に家で料理をすることに「負担を感じる」人は過半数
夏に家で料理をすることに「負担を感じる」人（「とても感じる」（26%）、「少し感じる」（31％））は57%、「負担を感じない」人（「あまり感じない」（18%）、「全く感じない」（6％））は23％となり、負担を感じる人が半数を超えました。性別でみると、女性は「負担を感じる」人が69%、男性は45％となり、男性よりも女性の方が負担を感じている人が24ポイント多い結果となった。
・夏の料理で気になることは、1位「食材が痛みやすい」、2位「キッチンが暑い」、3位「食中毒が怖い」
夏の料理で気になることを複数回答形式で聞いたところ、1位「食材が痛みやすい」（1,727票）、2位「キッチンが暑い」（1,494票）、3位「食中毒が怖い」（1,299票）、4位「暑くて、買い物に行くのが大変」（1,189票）、5位「冷たいもの・さっぱりしたものにメニューが偏る」（1,107票）という結果となり、夏の料理は、食材の管理、調理環境、衛生面、献立の偏りなど、様々な課題があることがわかった。夏場のキッチンは暑くなりがちで、火を使うことで室温がさらに上昇し、調理を苦痛に感じる場合がある。しかし、調理時間を短縮する、電子レンジや電気調理器を活用するなどの工夫により、状況を改善することが可能だ。
・夏に食べたい食材ランキングは、1位「トマト」、次いで「きゅうり」「素麺」
夏に食べたい食材を複数回答形式で聞いたところ、1位「トマト」（841票）、2位「きゅうり」（601票）、3位「素麺」（501票）、4位「なす」（385票）、5位「梅干し」（259票）という結果となり、特に「トマト」は2位の「きゅうり」に240票差をつける人気の食材であることがわかった。
・夏に食べたい料理は「さっぱり食べられる、冷たい麺料理」が「スタミナがつく、がっつり系料理」より46ポイント多い結果に
夏は暑さで食欲が落ち、さっぱりとしたレシピの検索が増える傾向にある。また、「スタミナ」というキーワードは、「ひんやり」「スパイシー」「のどごし」など夏の料理に関する投稿レシピ数の中でも上位のキーワードに挙がる。そこで「さっぱり」と「スタミナ」のうちどちらの料理が食べたいか聞いたところ、「さっぱり食べられる、冷たい麺料理」が73%、「スタミナがつく、がっつり系料理」が27%となり、「さっぱり食べられる、冷たい麺料理」が46ポイント多い結果となった。性別で見ると、男性では「さっぱり食べられる、冷たい麺料理」が68%、女性では78％となり、「さっぱり食べられる、冷たい麺料理」は特に女性に人気であることがわかった。
・「さっぱり食べられる、冷たい麺料理」は、1位「冷やし中華」、2位「素麺」、3位「そば」
夏に食べたい「さっぱり食べられる、冷たい麺料理」を複数回答形式で聞いたところ、1位「冷やし中華」（1,986票）、2位「素麺（そうめん）」（1,930票）、3位「そば」（1,417票）、4位「冷麺」（1,174票）、5位「うどん」（864票）という結果に。暑い夏にぴったりの麺料理として、さっぱりした味で調理が簡単な「冷やし中華」や「冷麺」などが上位にランクインした。
・夏に食べたい「スタミナがつく、がっつり系料理」は、1位「鰻/うな丼」、2位「とろろ・納豆・オクラ等のねばねば丼」、3位「カレーライス」
夏に食べたい「スタミナがつく、がっつり系料理」を複数回答形式で聞いたところ、1位「鰻/うな丼」（1,451票）、2位「とろろ・納豆・オクラ等のねばねば丼」（1,119票）、3位「カレーライス」（1,096票）、4位「焼肉」（1,043票）、5位「餃子」（924票）となり、食欲を刺激し、夏バテ対策やスタミナ補給になる「スタミナ飯」が上位に多く挙がった。
【調査概要】
調査対象者：「楽天レシピ」ユーザー
回収サンプルサイズ：2,976サンプル
調査期間：2025年6月27日（金）～2025年7月2日（水）
調査方法：インターネット調査
調査実施機関：楽天グループ「楽天レシピ」
※本調査では小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100％とならない場合がある。
関連情報
https://recipe.rakuten.co.jp/
構成／立原尚子
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