
和洋電器製作所は、熊との出会いを「未然に防ぐ」ことを目的とした音響サイレン機器「BEAR VIVIR(ベアビビール)」を開発し、製品化・普及に向けた支援プロジェクトをクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて開始した。
サイレン周波数は3kHzで、音声到達距離は約100m!
和洋電器製作所は、秋田県北秋田市阿仁に拠点を構える拡声器振動板メーカー。そんな同社が開発した「ベアビビール」は、“音”の力で熊との不要な遭遇を防ぐ新発想の熊よけグッズ。山菜採りや登山、林業など、人の活動エリアと熊の生活圏が重なる場面で、人間の存在を音で知らせることで事故を防ぐことを目的に開発されたもので、今回のプロジェクトは、地域で長年拡声器振動板の製造を手がけてきた技術力をもとに、自然と人との共存を目指す思いからスタートしたという。
なお、「ベアビビール」は、ウエストベルト式の「VIVIR-03」(発売中)、肩掛け式の「VIVIR-02」(2025年10月発売予定)の2モデルがあり、「VIVIR-02」は約10秒に1回、2秒のサイレンが鳴る間欠機能も搭載。そのほかの仕様は同様で、サイズは132mm×214mm×88mm、重量は約600g(電池含まず)、カラーはホワイト、電源は単三電池4本(別売り)、音声到達距離は約100m、サイレン周波数は3kHz(高周波)となる。
プロジェクト期間は2025年8月31日までで、リターンは「感謝メッセージ+ステッカー1枚」(2,500円)、「ステッカー2枚」(3,500円)、「ベアビビールTシャツ1枚」(5,000円)、「アクリルコースター2枚+ステッカー2枚」(6,500円)、「ベアビビール1個(VIVIR-03)」(17,800円)、「ベアビビール1個(VIVIR-02)」(20,800円)を用意する。
関連情報
https://camp-fire.jp/projects/853413/view
構成/立原尚子