
人生100年時代。年齢を重ねることは、経験と知恵が深まる素晴らしい旅です。でも、一方で記憶力や集中力の低下に不安を感じることがあるかもしれません。
そんな中、脳科学者・西剛志氏が提案するのは、「脳の若さ」を保つためのシンプルな習慣。実際に、80歳を過ぎても好奇心を持ち続け、学びを楽しむ人たちが実践していることとは?
この記事では、書籍『増量版 80歳でも脳が老化しない人がやっていること』から、脳を元気に保つヒントを抜粋・再編集してわかりやすくご紹介します。
年齢に関係なく、今から始められる「脳のメンテナンス」を一緒に学びましょう。
ストレスを回避するコミュニケーション術とは?
老人脳にならないために、「つながり」と「ストレスを遠ざけること」は重要です。そのためにも、日々の人とのコミュニケーションはとても大切です。
しかし、どうやっても、「この人とはうまくいかない」「何かイライラする」「一緒にいるとストレス……」ということはないでしょうか。このような状態が続いてしまうと、ストレスによって血圧も上がり老人脳が加速してしまいます。
ここでは、歳をとっても人とのコミュニケーションがうまくいく秘訣を伝授したいと思います。
それは、ズバリ……コミュニケーションの7つの視点(世界)を理解することです。
話をしていて、「相手となんだか話がかみ合っている感じがしないな」とか、「通じ合えないのはなぜだろう?」と思ったときのヒントになるのが、この7つの視点です。
相手との会話でうまくいかないときは、この7つの視点を考えて話すと、よりよいコミュニケーションが実現しやすくなります。
さらに、自分にはどんな考え方のクセがあるか、相手にはどんな思考のクセがあるかを知ることもできるので、ぜひ活用してもらえたらと思います。

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未来の自分のために、今日からできることを!
年齢に関係なく、脳も心も、日々の習慣で変えていけます。小さな一歩が、未来の自分を大きく変えるかもしれません。ぜひ、今日からできることをひとつ、始めてみませんか?

『増量版 80歳でも脳が老化しない人がやっていること』
著者西 剛志
発売日2022年8月13日
価格1400円(税別)
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いくつになっても脳が若いままの人と、老化が進んでいく人の差はどこにあるのか?脳科学者が伝えたい「老人脳」にならないための方法を伝授!スーパーエイジャー(高齢になっても超人的な認知・身体能力を持つ人)たちの脳の使い方をひも解き、いつまでも若々しく幸せなシニアライフを送るコツを届ける一冊です。
(著者情報)
西剛志(にし・たけゆき)
脳科学者(工学博士)、分子生物学者。T&Rセルフイメージデザイン代表取締役。1975年、宮崎県高千穂生まれ。東京工業大学大学院非常講師や特許庁を経て、2008年に企業や個人のパフォーマンスをアップさせる会社を設立。 子育てからビジネス、スポーツまで世界的に成功している人たちの脳科学的なノウハウや、大人から子どもまで才能を引き出す方法を提供するサービスを展開し、企業から教育者、高齢者、主婦など含めて1万人以上をサポート。テレビなどの各種メディア出演も多数。著作は『なぜ、あなたの思っていることはなかなか相手に伝わらないのか?』(アスコム)をはじめとして累計発行部数10万部を突破。
構成/DIME編集部