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スケジュールが埋まっていなくてもOK!脳が活性化する手帳の使い方

2025.09.10

人生100年時代。年齢を重ねることは、経験と知恵が深まる素晴らしい旅です。でも、一方で記憶力や集中力の低下に不安を感じることがあるかもしれません。

そんな中、脳科学者・西剛志氏が提案するのは、「脳の若さ」を保つためのシンプルな習慣。実際に、80歳を過ぎても好奇心を持ち続け、学びを楽しむ人たちが実践していることとは?

この記事では、書籍『増量版 80歳でも脳が老化しない人がやっていること』から、脳を元気に保つヒントを抜粋・再編集してわかりやすくご紹介します。

年齢に関係なく、今から始められる「脳のメンテナンス」を一緒に学びましょう。

スケジュールが埋まっていなくても手帳を使うメリット

■脳を活性化する手帳術

手帳の活用術を紹介します。その日に手帳に書き込むような予定がなかったとしても大丈夫な方法です。この4つの法則で手帳を活用するだけで、脳が活性化されていき、さらには毎日がもっと楽しくなるはずです。

手帳術 4つの法則
(1)予定がなかったとしても毎朝、きょうしたいことを書く
(2)一日の終わりにきょう成功したことを5つ書く
(3)目標のための数値を書く
(4)心がフフッと喜ぶことを予定に入れる

(1)予定がなかったとしても毎朝、きょうしたいことを書く

手帳にわざわざ書き込む予定がない日でも、きょうやりたいと思ったことを手帳に書き込んでください。

また、このあとP229で紹介する「人生を楽しませてくれる100のメニュー」も、きょうやりたいことを見つける参考になります。このメニューもぜひ使ってみてください。

(2)一日の終わりにきょう成功したことを5つ書く

一日の終わりに、「きょう成功したこと」「きょうあったいいこと」を5つ書き込みます。それだけです。

「毎日5つもいいことや成功したことなんて起こらないから書くのは難しい」。そう思った人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。どんな小さなことでもいいのです。「友人が旅行のお土産のお菓子を買ってきてくれた」「きれいな花を散歩中に見た」「夜ごはんで食べたアジフライがおいしかった」「テレビ番組を見ていていい情報を知った」……。毎日5つ、これなら見つけられそうではないでしょうか。

毎日書き続けていくと、自分でも気付いていなかったことに気付くはずです。「変化のない生活だと思っていたけれど、けっこう変化があることに気付いた」「自分は恵まれていたことを知った」、そんな発見もあると思います。

これを続けていくと、脳はその部分にどんどんフォーカスします。そうなると好循環です。

予定がない退屈な毎日

いいことや成功することが起きている毎日

同じ1日なのに、意識が変化していきます。それにより認知機能も上がるし、幸福度も上がる。いいことばかりです。

(3)目標のための数値を書く

「血圧の数値を落としたい」「あと10キロやせたい」「節約をもっとしたい」「英語の勉強をしたい」「もっと本を読みたい」……。自分が達成したいことを明確にし、毎日そのための数値を記入していくことも「脳にいい手帳の使い方」です。

● 血圧を下げることが目標であれば、毎日血圧の数値を書き込む。
● 体重を落としたいのであれば、毎日体重を量り数値を書き込む。
● 節約をしたいのであれば、その日節約したと思う金額を書き込む。
● もっと本が読みたいのであれば、読んだ本のタイトルとページ数を書き込む。

大切なのは、目標に向かって具体的に項目や数値を書いていくことです。書くことで日々の目標を認識し、自然と達成するための行動をするようになっていきます。

体重を量って毎日書いていくと、体重が減っていくということは、研究結果でも出ている事実です。体重を落としたければ、体重計に乗って毎日体重を量ることが人間の脳をうまく利用したダイエット法になります。

(4)心がフフッと喜ぶことを予定に入れる

「心がフフッと喜ぶ21分野」を参考に、やってみたいことを先の予定に書き込んでいきます。実現しなかったとしてもOK。「空想スケジュール」をつくっている感覚で1カ月先、6カ月先、1年後の予定をつくってみてください。

☆ ☆ ☆

未来の自分のために、今日からできることを!

年齢に関係なく、脳も心も、日々の習慣で変えていけます。小さな一歩が、未来の自分を大きく変えるかもしれません。ぜひ、今日からできることをひとつ、始めてみませんか?

増量版 80歳でも脳が老化しない人がやっていること
著者西 剛志
発売日2022年8月13日
価格1400円(税別)

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楽天ブックスで購入する

いくつになっても脳が若いままの人と、老化が進んでいく人の差はどこにあるのか?脳科学者が伝えたい「老人脳」にならないための方法を伝授!スーパーエイジャー(高齢になっても超人的な認知・身体能力を持つ人)たちの脳の使い方をひも解き、いつまでも若々しく幸せなシニアライフを送るコツを届ける一冊です。

(著者情報)
西剛志(にし・たけゆき)
脳科学者(工学博士)、分子生物学者。T&Rセルフイメージデザイン代表取締役。1975年、宮崎県高千穂生まれ。東京工業大学大学院非常講師や特許庁を経て、2008年に企業や個人のパフォーマンスをアップさせる会社を設立。 子育てからビジネス、スポーツまで世界的に成功している人たちの脳科学的なノウハウや、大人から子どもまで才能を引き出す方法を提供するサービスを展開し、企業から教育者、高齢者、主婦など含めて1万人以上をサポート。テレビなどの各種メディア出演も多数。著作は『なぜ、あなたの思っていることはなかなか相手に伝わらないのか?』(アスコム)をはじめとして累計発行部数10万部を突破。

構成/DIME編集部

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