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新聞紙で脳を鍛えられる!?認知能力を高める「脳活新聞ボール」のすすめ

2025.08.22

人生100年時代。年齢を重ねることは、経験と知恵が深まる素晴らしい旅です。でも、一方で記憶力や集中力の低下に不安を感じることがあるかもしれません。

そんな中、脳科学者・西剛志氏が提案するのは、「脳の若さ」を保つためのシンプルな習慣。実際に、80歳を過ぎても好奇心を持ち続け、学びを楽しむ人たちが実践していることとは?

この記事では、書籍『増量版 80歳でも脳が老化しない人がやっていること』から、脳を元気に保つヒントを抜粋・再編集してわかりやすくご紹介します。

年齢に関係なく、今から始められる「脳のメンテナンス」を一緒に学びましょう。

読み終わった新聞紙が認知機能を高めるアイテムに大変身

ご自宅でお手軽に脳の認知機能を高める運動を紹介したいと思います。

名付けて「脳活新聞ボール」です。これは、いわゆるお手玉を新聞紙でやる運動です。お手玉は、子どもの頃に親しまれた人も多いかもしれませんが、大人になってやってみると、けっこうすごいことをしていたことに気付かれるかもしれません。

・玉を1つ、空中に投げる
・上がった玉の速度や方向を確認する
・玉の落下地点を予測する
・もう片方の手を落下地点に移動させる
・もう片方の手で玉をキャッチする

お手玉を投げてキャッチする動きは、こんなにも脳と体を使っているのです。まさにコーディネーション運動です。

これから紹介する「脳活新聞ボール」をすることで、認知能力、運動能力、空間認識能力など、複数の機能を向上させることができます。

では、さっそく、具体的に説明していきましょう。

まず、用意するものは次のものです。

●(お手玉に代わる)新聞紙のボール2個

以上です。

ご自宅にお手玉がなくても大丈夫です。手近にある新聞紙や広告を丸めて、お手玉にしてしまえばいいのです。ただし、通常のお手玉と比べてもキャッチする感覚が少し異なり、より多くの認知機能を使います。

もし軽すぎてやりにくい場合は、通常のお手玉を使い、慣れてきたら新聞ボールも試してみるのがおすすめです。最近だと、お手玉はインターネットや、お近くの100円ショップでも簡単に手に入ります。

■「脳活新聞ボール」のやり方

ゆっくりでも、まず1回成功させることを目標にやってみてください。

まずは、新聞紙を丸めて2つのボールをつくります。そこからは、以下の手順で行います。

(1) 新聞ボールを両手に1つずつ持つ
(2) 利き手にある新聞ボールを目線より低くポーンと投げる
(3) その間に反対の手の新聞ボールを利き手に移動
(4) 落ちてきた新聞ボールを利き手と反対の手でキャッチ
(1)~(4)を、リズミカルに3回くり返します。

さらに難しい発展編として、(2)のときに、頭と同じ高さに投げてみましょう。

もっともっと難しいやり方にチャレンジしたいときは、(2)のときに、頭よりも高く投げてやってみてください。

前述のエクササイズができたら、今度は利き手と反対の手で同じように(1)~(4)をリズミカルにくり返してみてください。

どのくらい新聞ボールを落とさずに続けられるか、タイムを測るゲームとして行っても面白いかもしれません。ずっと新聞ボールをしていると、体が熱くなっていきますが、これは認知機能と身体機能を十分に使っている証拠です。

もし十分に慣れてきて簡単にできるようになったら、新聞ボールを1個増やして、3個でやってみても大丈夫です。3個で6週間練習すると、脳の大切な部分である白質や灰白質に変化が見られることがわかっています。無理のない範囲で楽しみながら、やってみてください。

☆ ☆ ☆

未来の自分のために、今日からできることを!

年齢に関係なく、脳も心も、日々の習慣で変えていけます。小さな一歩が、未来の自分を大きく変えるかもしれません。ぜひ、今日からできることをひとつ、始めてみませんか?

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(著者情報)
西剛志(にし・たけゆき)
脳科学者(工学博士)、分子生物学者。T&Rセルフイメージデザイン代表取締役。1975年、宮崎県高千穂生まれ。東京工業大学大学院非常講師や特許庁を経て、2008年に企業や個人のパフォーマンスをアップさせる会社を設立。 子育てからビジネス、スポーツまで世界的に成功している人たちの脳科学的なノウハウや、大人から子どもまで才能を引き出す方法を提供するサービスを展開し、企業から教育者、高齢者、主婦など含めて1万人以上をサポート。テレビなどの各種メディア出演も多数。著作は『なぜ、あなたの思っていることはなかなか相手に伝わらないのか?』(アスコム)をはじめとして累計発行部数10万部を突破。

構成/DIME編集部

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