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車載ディスプレイの大型化が止まらない!未来感のあるインテリアが印象的な最新モデル5選

2025.08.05

昨今、クルマのディスプレーの大型化が目立つ。2016年にデビューしたテスラモデル3がほとんどの機能を15.4インチのセンターディスプレーに集約したことは記憶に新しいが、国産車でも2020年に登場した4代目トヨタ・ハリアーが12.3インチのセンターディスプレーを採用し、「まるでタブレットが車内に持ち込まれたようだ」と感動したのを覚えている。

未来感ある大型ディスプレーを搭載した新車に注目!

初期型テスラ3
トヨタ・ハリアー
トヨタ・ハリアー

が、クルマのディスプレーは急速に進化。とくに大型化、高精細化が顕著だ。現時点で確認できる大型ディスプレーの筆頭が、メルセデスベンツEQSだ。何しろダッシュボード正面すべてが3分割合計56インチのディスプレーとなっていて、メータークラスターが12.3インチ、センターコンソール部分17.7インチ、助手席側コンソール12.3インチという仕様になる!!センターに配置されるディスプレーは17.7インチもの大きさで、運転席からはもちろん、助手席からでもそのディスプレーの恩恵に預かれるというわけだ。

日本で買える輸入車では、キャデラック・エスカレードのディスプレーも巨大だ。湾曲型大型OLEDディスプレーはトータルでなんと38インチ!!ダッシュボード上のほとんどすべてがディスプレーとなっている。

大型ディスプレーはインテリアの先進感ある演出にも効果絶大

ディスプレーはその大きさもさることながら、自動車メーカーのデザインセンスの見せどころでもある。今は新車で購入することはできないが、2020年にホンダから発売されたホンダeの大きな特徴、そして見る者を魅了したのが、メーター8.8インチ、後方確認用モニター6インチ、インフォテイメントディスプレイ12.3インチ×2という、合計45.4インチというスペクタルなサイズ、先進感あるディスプレーだった。電気自動車としての航続距離はともかくとして、そのディスプレーに魅力を感じ、購入に踏み切ったユーザーも少なくないと思われる。

プジョー3008のセンス抜群のインテリアを決定づけるi-Cockpit の21インチディスプレー

そして最新の大型ディスプレーを搭載する、センス抜群の1台が、マイルドハイブリッドとBEVを揃えるプジョー3008である。プジョーパノラミックアイコクピット(i-Cockpit)と称するインテリアには21インチの未来的フローティングデザインのパノラミックスクリーンが備わり、ファブリックを多用したインテリア、そのディスプレー、センターコンソール部分などにプジョーならではのハイセンスな演出がなされ、パノラミックスクリーンにはメーターはもちろん、エアコン、オーディオ、電話、シートヒーター、シートマッサージ機能などが集約されている。スクリーンがドライバーに向けてゆるやかにカーブしていることで視認性と操作性を高めているところも評価に値する。

プジョーパノラミックアイコクピット

ミニの約9.4インチタッチスクリーン有機ELディスプレイもインパクト絶大

大きさだけでなく、特徴的なデザイン、機能性を持つセンターディスプレーとして紹介したいのが、BMWミニだ。円形デザインの第四世代OLED、MINIエクスペリエンスモードを備えた直径約240mm、約9.4インチのタッチスクリーン有機ELディスプレー(メーターもここに集約、表示)は見た目のインパクト、楽しさはもう満点だ。ドライブモードをミニならではのゴーカートモードにセットすれば、「ひゃっほー」という叫び声とともに、メーターが真紅のアナログ表示になる演出は、もはやエンタメである。

レクサスLMの後席用エンタテインメントシステムはなんと48インチの大画面

車載ディスプレーはもちろん、後席にも用意されている。市販車(量産車)でもっとも大きいと思える、ショーファーカーの後席VIPのためのエンタテイメントシステム、大型ディスプレーとして紹介できるのが、レクサスLMだ。2000万円という価格も凄すぎるが、後席用の前席とのパーテーションとしても機能するワイドディスプレーはなんと48インチ。しかも、センター1画面表示、左右2画面表示、横長1画面表示の選択が可能で、PC接続もOK。映画鑑賞はもちろん、仕事、会議にも使える多用途性を備えているのである。

前席用のディスプレーに話を戻せば、ホンダe、プジョー3008のように、ディスプレー、メーターデザインの先進性で「思わずそのクルマを選びたくなる」、そんな時代がやって来ているかも知れない。

文/青山尚暉
写真/青山尚暉 メルセデスベンツ キャデラック レクサス

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