
@DIME編集部が調べた!クモの豆知識
「専用のエアゾールを使ってクモの巣を張らせない!」
見た目が不気味ですが、ほとんどのクモは無害で、むしろ害虫を食べてくれるため〝益虫〟としても知られています。しかし、中には毒グモもいるので注意が必要です。クモそのものは、一般的な不快害虫用エアゾールなどで簡単に駆除できますが、クモが巣を張る前にも対策もできるのです。有効成分+シリコーンコートなど「クモの巣用」のエアゾールなどを家の周囲に散布するなどして、クモに忌避させて巣を張らせないようにしましょう。
エアゾール
■約3か月、巣を張らせない!
KINCHO
『クモの巣阻止キンチョールジェット 450ml』
オープン価格(実勢価格約1180円)
エサがいない所には寄り付かない……というクモの生態に着目し、有効成分に揮発性のあるピレスロイドを配合。窓枠やサッシなどクモが巣を作りそうな場所に噴霧しておけば、クモはもちろん、エサとなる小さな虫を寄せ付けないので、クモが棲みつきにくい環境を整えられる。直接スプレーすればクモだけでなく、卵も駆除できる。
クモが巣を作ることが多い写真のようなフェンスのほか、天井、軒下などにあらかじめ噴霧しておくと、処理後約3か月は効果が継続する。
■撥水成分配合で、雨が続いても効果が長持ち
アース製薬
『クモの巣消滅ジェット 450ml』
参考価格 1078円
直接スプレーすれば素早くクモを駆除でき、シリコーンコートの効果で、クモを忌避して巣を張らせない。強力なジェット噴射(無風時で最大6m※水平方向に噴射した場合)なので、軒下や天井など手の届かない所にもラクに噴射できる。
■クモの巣予防と駆除のダブル効果
フマキラー
『クモの巣ゼロバリアスプレー 450ml』
参考価格 1078円
クモが巣を張りそうな場所にあらかじめ噴霧しておけば、持続予防成分・ビフェントリンと雨や日光に強いバリアコート成分の独自処方により、最大2か月(※)も巣を張らせない。殺虫効果も高く、速効殺虫成分・イミプロトリンでクモをすばやく駆除する。
※降雨が当たらない場合。期間は環境により異なります。
パウダー
■殺虫効果で家中まるごと害虫バリア
KINCHO
『イヤな虫がいなくなるパウダー』
オープン価格(実勢価格約573円)
粉タイプなので殺虫成分が虫に付着しやすく、効率よく駆除できる。あらかじめパウダーを玄関やベランダなどに散布しておけば、シナモンに含まれる防虫成分により害虫の侵入防止効果も。クモを含む17種類の害虫に効果を発揮する。
写真のように、害虫の通り道や侵入口に散布。パウダー状なので撒いたところを確認できるのもポイントだ。
〈外来種として日本に定着!〉セアカゴケグモはどうやって駆除する?
近年、外来生物のクモであるセアカゴケグモの発見が全国で相次いでいる。このクモはメスが強い毒性を持っており、万が一噛まれてしまうと深刻な健康被害をもたらす可能性がある。巣を張るところは、側溝やフェンスの基部、プランターの持ち手、花壇のブロックなど、日当たりのよい場所にある人工構造物のすき間など。万が一見つけた場合は、素手で触ったり、捕まえたりせず、ピレスロイド系の薬剤を噴霧して駆除しよう。
※実勢価格は、すべて編集部調べ
構成/DIME編集部