
AI(人工知能)の進化と普及が進む中、AIと気づかずに利用するシーンも増えているのではないだろうか。
そこでクロス・マーケティングは、全国20歳~69歳の男女を対象に「AIに関する調査(2025年)」を実施した。
専門的なことやちょっとした愚痴の相談先は、AIが人に迫る
「AIが身近になったと強く感じる」は男女とも20代で高いことが判明。
普段利用するAIは、「検索エンジン」「対話型AI」「地図アプリのルート案内や渋滞予測」がTOP3となった。
AIを使うことで心配や不安なことは、「人が故意に生成した偽情報を見抜けなくなる」「AIが間違った情報を出すリスクがある」など情報の真偽に関する項目が上位に。
次いで「人間の思考力や創造性が低下する」「個人情報や行動履歴が知らないうちに収集・利用される」「サイバー攻撃や軍事目的などにAI技術が悪用されるリスク」があがった。
10の相談内容を呈示し、最初に聞くのは人間かAIかを確認した結果、いずれの項目も「人間」にまず相談する人が多数を占めた。
相談相手としてAIが人間に迫るものは「仕事や勉強でわからない専門的なこと」「ちょっと言いにくい愚痴」「料理の献立やレシピ」。
AIを活用して楽しかったことや便利だと感じた使い方は、検索した内容の要約やニッチな情報の提案、人には相談しにくい悩みの話し相手、仕事・学習の効率化など、年代問わず多様な利用方法があげられていた。
調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
調査地域:全国47都道府県
調査対象:20~69歳の男女
調査期間:2025年7月25日(金)~26日(土)
有効回答数:本調査1,100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合がある
関連情報
https://www.cross-m.co.jp/report/trend-eye/20250730ai
構成/Ara