小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

冷蔵庫や保冷剤はNG!スマホのバッテリー寿命を伸ばす最新冷却ガジェット

2025.08.07

全てのデジタルガジェットに共通した脅威「熱暴走」のリスクマネジメントを侮ってはいけない。とりわけ、スマホの熱暴走は、クライアントとの重要なオンライン会議中に映像が固まってしまう。地図アプリを頼りに目的地へ向かう最中、突然画面が真っ暗になってしまい到着が遅れるなどで、仕事でもレジャーでも致命的な事故になりやすい。

しかも、「熱いな」と感じた瞬間に、スマホ内部では、不可逆的なバッテリーの寿命にダメージが進行している。

そこで、本記事では、スマホを熱暴走から守る最新冷却ガジェットや、今すぐ実践できる熱暴走対策の設定術を紹介しよう。

なぜスマホが発熱するのか?

スマホの発熱は、CPU、バッテリー、通信モジュールの3つが主な熱源になる。特に、複雑な処理を行うCPUは最大の熱源である。これに夏場の直射日光などの外部要因が加わると、内部温度は危険なレベルまで上昇する。

温度が危険な状態になった時、スマホは「サーマルスロットリング」という機能を発動する。サーマルスロットリングが発動すると、CPUの性能が意図的に下がり発熱が抑えられるが、その分、スマホの動作が極端に遅くなる。これが「熱暴走」の初期症状である。さらに温度が上昇すれば、システム保護のために強制的に電源OFFになる。

そして、熱による実害で最も深刻なのは、バッテリー寿命への不可逆的なダメージである。またスマホの内部で最も大きいバッテリーに使われているリチウムイオン電池は、熱に極めて弱い。約45℃以上の高温に晒されると、最大充電容量が永久に失われてしまう。これは電池の減りが早くなるのではなく、バッテリー容量が物理的に小さくなってしまう状態で、二度と元には戻らない。

スマホの冷却は本当に必要?スマホを冷やしたほうがいい4つの場面

スマホが発熱した際は、専用の冷却シートや冷却ファンなどのグッズを利用するという対策方法がある。スマホを使った長時間の動画視聴やアプリゲームの利用、充電しながらの…

熱暴走しやすいスマホの種類やその根拠

この表はあくまで、スマホの構造的な特長を基にした整理であり、個別の製品の優劣を示すものではない。一方、高性能・高機能なモデルほど、熱対策の重要性が増すことを示唆する。

ガジェットで実現するスマホの冷却。シーン別のスマホクーラーまとめ

【デスクワーク・会議向け】据え置き型で安定させて冷却する

オフィスや自宅での長時間のオンライン会議や、ライブ配信をスマホから行なう場合に使えるのが、据え置き型クーラーだ。MagSafe対応の充電と冷却を同時に行える製品もあるが、かさばるので、冷却用途のみのほうが使いやすい。

(1)サンワサプライ/スタンド付きペルチェ素子スマホクーラー「400-CLN029」/価格 4,280円

【屋外・外出先向け】機動性重視、重ね持ち可能なクーラー

屋外での撮影やイベント参加、出張先などで使う場合には、スマホと重ね持ちできる小型なクーラーがよい。重ね持ち時はスマホと合わせて厚みがでるので、落とさないよう注意したい。

(2)サンワサプライ/ペルチェ素子スマホクーラー「TK-CLN24」/実売価格6,980円

【車に常時備え付け】カーナビ利用時の熱暴走を防く車載冷却ホルダー

特に夏の高温な車内で、カーナビアプリの熱暴走を防ぐのに特化したのが、車載用冷却ホルダーである。エアコンの風を利用するタイプや、ファンを内蔵したタイプもある。Magsafe対応のワイヤレス充電機能を併せ持つ製品もある。

(3)サンコー/車載用冷却Magsafeホルダー/実売価格3,480円

出典:サンコー

【電源不要&常時装着】デザインを損なわない冷却ケース/シート

大げさなガジェットを避けて、日常的な発熱を緩和したい場合には、電源不要の冷却アイテムが使える。スマホケースの内側に貼るシートなど、あまりデザイン性を損なわせずに熱対策ができる。

(4)エレコム/モバピタッCool スマホ冷却パッド P-SMPT01BU/実売価格:1,980円

出典:エレコム

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2025年7月16日(水) 発売

DIME最新号は、誕生45周年のガンプラを大特集!歴史を振り返り、ガンプラが今後どのように進化していくのかを総力取材。プラモデル制作に役立つ〝赤い〟USBリューターの特別付録付き!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。