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iPadOS 26でiPadがPCに進化する!?今すぐチェックしたい話題の新機能

2025.09.15

iPadOS 26は、ウィンドウサイズ調節やファイルアプリの強化により、PC風の操作性を大きく向上させます。マルチタスクやファイル管理が快適になり、ビジネスシーンでの「PCいらず」を現実にする可能性を秘めています。2025年秋の正式配信予定が楽しみです。

2025年6月に開催されたWWDC 2025で、各アップル製品の最新OS情報が公開されました。iPhoneのiOS、MacのmacOSなど、注目ポイントは多岐にわたりますが、中でも話題を呼んだのが、iPadOSのアップデートです。

近年のiPadといえば、Air、ProモデルでApple Mシリーズのチップセットを搭載し、4K動画の編集ができるまでに高性能化しています。そのため、「PCのように使いたい」という声もよく聞きます。

今回発表された「iPadOS 26」は、ウィンドウサイズの調節やファイルアプリのアップデートで、よりPC風の操作ができるように進化しました。さっそく詳細をチェックしていきましょう。

iPadOS 26へのアップデートでiPadはPC風に使えるようになる?

早速、WWDC 2025で発表されたiPadOS 26の情報についてまとめてチェックしていきましょう。

■マルチタスクを快適にするウィンドウサイズの調節

iPadOS 26では、アプリのウィンドウサイズをある程度自由に調節し、好みの位置にアプリを配置することができるようになります。

アプリを開いたタイミングでは、従来通り全画面の表示になりますが、ウィンドウコントロールからサイズ変更や並べて表示といった項目を選べます。

操作は簡単です。

1.ウィンドウコントロールを長押し。タイル表示、サイズの変更といったオプションが表示されます。

2.ウィンドウの位置や大きさを変更します。

この設定を行えば、再度アプリを起動した際に、設定した位置やサイズでアプリを開けます。

また、一度に表示できるウィンドウの数も増えるため、よりPCライクに使えるようになります。

さらに、動画編集といった処理に時間のかかる作業は、バックグラウンドでも実行できるようになるのも魅力です。

バックグラウンドでの作業中も、iPadで別の操作をすることが可能で、タスクの進捗は「Live Activities」から確認できます。

■ファイルアプリが強化

iPadをPCライクに使う上で重要な、ファイルアプリも強化されます。

フォルダの色やアイコンがカスタマイズできるようになり、変更した内容はiCloud経由で同期され、他のデバイスからも確認しやすくなります。

指定したファイルやフォルダを開く際の、標準アプリも設定できるようになるため、サードパーティ製アプリを頻繁に使用する人にとっては、操作が快適になるでしょう。

また、ファイルアプリからフォルダをDockにドラッグすると、よく使うフォルダのショートカットが作成されます。フォルダをタップすると、フォルダ内のファイルがオーバーフロー表示されるようになります。

■アプリのメニューバー表示も追加

一部のアプリを操作する際には、上部にメニューバー表示ができるようになります。macOSを使っている人にとっては、慣れ親しんだデザインでしょう。

メニューバーは、ディスプレイを上から下方向にスワイプする、もしくはカーソルを上部に移動すると表示され、各機能へとアクセスできます。

メニューバーは、各アプリ開発者が独自にカスタマイズできるため、どんどん使いやすいアプリが増えていくことにも期待ができます。

■プレビューアプリやオーディオ入力切り替え機能が追加

新しく、iPad向けにプレビューアプリも追加されます。テキストやPDFファイルなどをスムーズに表示できるようになるのに加え、Apple Pencilを使っての手書き入力などにも対応します。

Web会議などに便利なのが、入力デバイスを簡単に選択できるようになる、オーディオ入力機能。アプリごと、Webサイトごとに入力デバイスの設定ができ、「声を分離」機能も利用できるようになります。

AirPodsを使えば、収録の開始/終了ができます。

■Apple Intelligenceで翻訳の新機能や電話アプリの追加も

Apple Intelligenceを活用した新機能として、メッセージアプリではユーザーが希望する言語に自動的に翻訳する機能が追加されます。

さらに、Face Timeでは通話中にリアルタイムに翻訳された内容の確認もできます。

また、新しくiPad向けの電話アプリも追加され、ライブ翻訳の確認、保留アシスト機能なども利用できるようになります。

iPadOS 26の配信時期と対応機種

iPadOS 26はパブリックベータ版を配信し、その後、2025年秋ごろ正式に配信される予定となっています。対応機種は、以下の通りとなります。

・iPad Pro(M4)
・12.9インチiPad Pro(第3世代以降)
・11インチiPad Pro(第1世代以降)
・iPad Air(M3)
・iPad Air(M2)
・iPad Air(第3世代以降)
・iPad(A16)
・iPad(第8世代以降)
・iPad mini(A17 Pro)
・iPad mini(第5世代以降)

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※データは2025年9月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文/佐藤文彦

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