
グッズ今年の夏も暑い。なにしろ北海道でも30度以上の猛暑に襲われているほどで、まさに異常気象である。そこで気になるのが、日々、使っていて、ドライブに欠かせないクルマの車内温度だ。JAFのテストによれば、東京でも今夏は当たり前になった外気温35度の炎天下に止めたクルマの車内温度は、エアコンをつけたクルマのエンジン停止後、約30分で車内温度が約45度に達するというのだ。朝から屋外駐車していたクルマに昼過ぎに乗り込もうなら、車内温度はさらに上昇しているかも知れない。
車内の暑さは深刻、プロが教える夏の車内の暑さを和らげる方法
そんな車内環境で走り出せば、運転に集中できず、熱中症の危険もあるのだから、怖い(後席に乗る幼児や愛犬はなおさらだ)。そこで、この夏の車内の暑さを和らげる方法を3段階に分けて紹介したい。
対策その1は駐車中のクルマの車内温度上昇を和らげる方法
まずは、炎天下に屋外駐車しているクルマの車内温度を和らげる方法だ。すでにこの@DIMEではセイワの遮光・遮熱だけでなく放射冷却効果を備えたラディクール素材の自動車用サンシェード(Z126ワンタッチサンシェードMやサイドウインドー用Z121楽らくマグネットカーテンL ラディクール2枚入り)などを紹介していて、傘タイプのワンタッチサンシェードをフロントウインドー内側に、サイドウインドーに楽らくマグネットカーテンL ラディクール2枚入りを装着しておくことで、炎天下に屋外駐車しているクルマでも、かなりの車内温度抑制効果が得られることを実証、報告している。
世界初の放射冷却素材ラディクール素材のアイテムを活用したい
ラディクールとは、「マツコの世界」でも紹介された世界初の放射冷却素材で、セイワの商品ではUV紫外線カット率99.9%以上、遮光効果99.99%以上、遮熱効果60%以上(第三者機関試験結果。一般的に遮熱効果35%以上で遮熱効果があるとされる)の効果を有している。冷却効果によってダッシュボードやその周りの機器を保護。もちろん車内温度の上昇を抑制し、エアコンの効きUPにも貢献してくれるというわけだ。実際、わが家でも昨年からラディクール素材のサンシェードを利用しているが、気温35度を超える炎天下の自宅駐車場に長時間駐車したクルマでも、車内の暑さが和らいでいることを自身はもちろん、複数のテスターによって確認している。
そして、フロントウインドー内側だけでなく、サイドウインドーにもラディクール素材のアイテムを装着しておくことで、その効果はより一層高まっている。また、まったく日陰のない海辺などの屋外駐車場などでは、駐車車両の日の向きによってリヤウインドーにもラディクール素材のアイテムを装着しておくといい。筆者の愛車のステーションワゴンの場合、セイワのZ122楽らくマグネットカーテンLLラディクール仕様がほぼぴったり装着できて、車内全体をラディクール素材で覆うことに成功。車内の暑さ対策に大いに貢献してくれているのである。
ちなみにワンタッチサンシェードは傘タイプとポップアップタイプがあり、どちらも装着は極めて簡単。外すのも同様だ。一方、楽らくマグネットカーテンはその名の通り、マグネットによって車体(ドア)フレームにマグネットで装着するため、付けるのも、外すのも一瞬。走り出す前にサッと取り外せる便利さも見逃せないポイントだ。ちなみにセイワのポップサンシェードの収納袋は、そのままステアリングカバーとして使えるスグレモノだ。