
HiClubが提供する対話型AIアプリ「SynClub」は、全国の男女3,048名を対象に「AIに対する意識調査」を実施し、AIツールの楽しみ方やAIとのコミュニケーション、AIとのやりとりについての結果を公開した。
AIをカスタマイズしていくのが楽しいと回答するZ世代は7割も!
近年、AIはさまざまな分野で急速に進化を遂げており、AIキャラクターとの対話機能なども登場し、SNSなどでも注目を集めている。こうした流れの中でSynClubが実施した今回の調査で、Z世代にとってAIは、単なるツールではなく、「人間のような“存在”」として捉えられている傾向がみえてきた。
また、Z世代にとってAIは、単なるツールではなく、「自分らしく“育てていく存在”」として捉えられている傾向も浮き彫りになった。
【調査結果詳細】
Q. コミュニケーションにおいてテキストよりも音声の方が感情が伝わりやすいと思いますか?
【10代・20代 n=2,668】
はい:67.2%
いいえ:32.7%
【性別別の傾向(全年代) n=3,048】
男性:はい(70.8%)/いいえ(29.2%)
女性:はい(66.5%)/いいえ(33.4%)
Q. AIと音声で自由に会話ができたら、より存在が近くに感じますか?
【10代・20代 n=2,668】
はい:63.2%
いいえ:36.8%
【性別別の傾向(全年代) n=3,048】
男性:はい(68.0%)/いいえ(32.0%)
女性:はい(62.5%)/いいえ(37.5%)
年代別で特徴を見ていくと、Z世代の多くが、「声」によって感情やニュアンスがより伝わると感じており、AIとの自然な会話体験への期待が高い様子がうかがえる。さらに、男女別に見ていくと男性の方が音声によって感情が伝わりやすいと感じているようで、じっくり文章を考えてやりとりするよりも、音声で感情を伝えたい傾向がみられる。
Q. AIチャットとやりとりしながら、自分好みにカスタマイズしていくのが楽しいと感じますか?
年齢別で見ると、年齢が若くなるにつれて「はい」と回答する人が多くなっており、多くの若年層がAIを自分好みに育てて、自分に合った存在としてAIを作り込む楽しさを感じているのがわかる。
【調査概要】
調査名:AIに対する意識調査
調査対象:全国のSynClubユーザー、他社協力によるアンケート調査(全年代を対象)
有効回答数:3,048件
調査期間:2025年6月27日~7月3日
調査方法:SynClubユーザーコミュニティ(LINEのオープンチャット)、Xでの投稿、他社協力アンケート調査
調査主体:SynClub
構成/立原尚子