パナソニックのヘアドライヤー「ナノケア」20周年の集大成!最新ドライヤー「EH-NA0K」が挑む〝寝癖ゼロ〟の翌朝革命
2025.07.29
パナソニックのヘアードライヤー「ナノケア」シリーズが、今年発売20周年を迎えた。
累計出荷台数は1800万台を超え、髪の速乾とケアを両立する革新技術で多くの支持を集めてきた。
9月上旬に発売されるシリーズ最新モデル『EH-NA0K』は、これまでの集大成ともいえる一台となりそうだ。
新開発の「ナイトキャップノズル」が髪をやさしく“ほぐす”
注目は、寝ている間の髪の摩擦ダメージを抑える新開発「ナイトキャップノズル」の搭載だ。
朝のスタイリング時間を短縮したい、寝ぐせが気になる、忙しい朝に手間をかけたくない──、そんな声に応えるため、パナソニックは「夜のケア」にフォーカスした。
このノズルは、『EH-NA0J』でも評価された高浸透ナノイーのうるおい効果はそのままに、夜の乾かしステップで翌朝の髪のまとまりを向上させる仕様となっている。
風の構造には徹底した工夫が施され、中心の直進風と、それを囲む広がる複数の風を組み合わせることで、ムラなく乾かしながら髪をやさしくほぐす。
髪の根元から毛先まで、均一に乾燥できる点が特徴だ。
「寝ぐせの原因」に挑む構造と風の工夫
ナイトキャップノズルが目指したのは「寝ぐせの抑制」。
髪は、完全に乾ききらないまま寝ると、髪内部の水素結合が再形成され、寝ぐせが固定化されやすい。
パナソニックはこれに着目し、「完全に乾かすこと」を習慣化できる仕組みとして、使い方にまで配慮した設計を施した。
ユーザーの調査でも、「寝ている間にヘアケアできると嬉しい」「朝のスタイリングを時短したい」という声は特に女性に多く、こうしたリアルなニーズに応えるかたちで新機能を搭載した。
カラー展開はチャコールブラック、サクラピンク、ミストグレーの3色。環境配慮型のバイオマス塗装を採用し、機能性とサステナビリティを両立している。オープン価格で、実勢価格は税込3万9000円前後とされている。
「乾かす」から「髪を守る」へ——キューティクルチェッカーが明かす効果
発表会では、パナソニックが香川大学と7年かけて共同開発した毛髪評価技術「キューティクルチェッカー」もお披露目された。
この装置では、1本の髪をおよそ5分で測定し、キューティクルの状態を100点満点でスコア化する。
これまで、0.5mm程度のごく一部しか観察できなかった従来装置に比べ、視野は約100倍の5cmに拡大。より“リアルな髪の健康”を可視化できるようになった。
実験では、ナノイー搭載ドライヤーで乾かした髪は、非搭載のものに比べ、摩擦試験後のキューティクル枚数において約1000枚もの差が見られた。
これにより、高浸透ナノイーが髪の摩擦ダメージを抑える効果が科学的にも裏付けられたわけだ。
また、寝返りを再現した摩擦試験では、高浸透ナノイー搭載モデルで乾かした髪は、就寝中のダメージが大きく軽減されていた。
ナノケアの進化がもたらす「翌朝髪への期待」
パナソニックがナノケア20年目に導き出した答えは、「健康なキューティクルを根元から毛先まで維持すること」。そのためには、日々の乾かし方と夜間のケアが鍵を握る。「EH-NA0K」はその両方に対応し、髪を乾かす行為の価値をさらに高める。
シリーズの節目にふさわしい、技術と思想の結晶とも言える本機。寝ぐせ悩みから解放され、翌朝にちょっと期待できる一台が誕生した。
文/DIME編集部
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