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色彩の魔法に包まれる!ブルガリ史上最大級の展覧会「カレイドス」が東京・国立新美術館で開催へ

2025.07.27

ブルガリは、国立新美術館(NACT)にて、日本におけるブルガリの過去最大の展覧会「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」を2025年9月17日(水)から12月15日(月)に開催する。

万華鏡のように鮮やかな色彩の世界が広がるブルガリの展覧会

本展覧会は、色彩という刺激的な言語を通して、ジュエリー、アート、クラフツマンシップが映し出される万華鏡のなかを巡るかのような、豊かな探検へと訪れる者を誘う。

「美しい(カロス)」「形態(エイドス)」を意味するギリシャ語にちなんだ展覧会タイトル「カレイドス」は、美と創造性が調和した、ダイナミックで変化し続ける色彩世界の旅を象徴する。

ブルガリ・ヘリテージ・コレクションと貴重な個人コレクションから選び抜かれた色彩のマスターピースというべき約350点のジュエリーは、メゾンの始まりから現在までを跡付けつつ、イタリアと日本の深いつながりを浮き彫りにし、アートとデザインに対する両国共通の情熱や豊かな文化遺産を称える。

また、現代の3名の女性アーティスト、ララ・ファヴァレット、森万里子、中山晃子が、それぞれ色彩についての考察に基づく作品を展示し、より深い感情的な彩りを本展に加えた。

ハイジュエリー、ブルガリ・ヘリテージ・コレクションのクリエーション、現代アート、ブルガリ・ヒストリカル・アーカイブからの貴重な資料、そして没入型のインスタレーションが取り混ぜられた「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」は、さまざまな創造性と心を揺さぶる体験からなる万華鏡のような展覧会だ。

映像、インタラクティブな空間、芸術的な対話がブルガリの色彩の世界に命を吹き込む多面的な旅を通して、宝石と貴金属を自在に操るメゾンの卓越した技量を堪能できる。

ブルガリ グループCEO ジャン-クリストフ・ババンは次のように述べている。

「ブルガリは、色の持つ物語を語り、時代を超越する力を常に信じてきました。ブルガリの豊かな伝統を祝うこのたびの「カレイドス」展は、ブルガリの名声を高めた自然からの贈り物である壮麗な宝石をはじめ、文化、クラフツマンシップ、そして自然が創り出す類まれな色彩への情熱の融合を、展示される全てのジュエリーが体現しています。

ポリクロマ ハイジュエリー コレクションの発表に続いて、色と形を再解釈するブルガリの技量を称えるこの展覧会は、色彩の世界を巡る私たちの旅の新たな章を刻むものです。東京は、ブルガリと同じく、時代を超えた伝統と大胆な革新が調和を奏でる都市です。

ブルガリの核心にある芸術性、クラフツマンシップ、精巧さを長きにわたり称えてきた国である日本とブルガリとの長年の絆が、この展覧会をより意味深いものにしています。

ブルガリの躍動的で時代を超越した精神の証である350点近くのマスターピースを、日本のみならず世界中の皆様と共有できることを光栄に思います」

ジュエリーから現代アートまで、豊かな色彩を誇る約350点のマスターピース

本展覧会では、ブルガリの色彩の革命を3つの章を通して探求していく。

第1章「色彩の科学」では、色彩の効果に科学的にアプローチし、厳選されたアイコニックなジュエリーを通して色彩の相互作用を明らかにする。

イタリア国外では一度も展示されたことのない、ゴールドとプラチナにダイヤモンドとシトリンをあしらった《ブレスレット》(1940年頃)は、宝石が放つ豊かなオレンジ色のスペクトルを通して、ローマの夕焼けの温かみのあるゴールドの色調を彷彿とさせる。

《ブレスレット》 ゴールド、プラチナ、シトリン、ダイヤモンド 1940年頃 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション

その横に展示される、プラチナにカボションカットのサファイア、ルビー、ダイヤモンドをあしらった印象的な《バングル》(1954-55年)は、ブルガリのシグネチャーである赤と青のコントラストを賛美する。

このアイコニックな色彩の組み合わせは、メゾンの特徴であるカボションカットによってさらに際立たせられ、宝石の深み、輝き、色の強度を高めた。

またこの章では、エメラルド、アメシスト、ターコイズ、ダイヤモンドを大胆に組み合わせたネックレスとイヤリングの見事なセットも紹介する。ブルガリの色使いの大胆さと独創的な宝石の組み合わせを堪能できるだろう。

《バングル》 ゴールド、プラチナ、ルビー、サファイア、ダイヤモンド 1954-55年 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション
《「ビブ」ネックレス》 ゴールド、プラチナ、エメラルド、アメシスト、ターコイズ、ダイヤモンド 1968年 リン・レブソン旧蔵 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション
《ペンダントイヤリング》 ゴールド、プラチナ、エメラルド、アメシスト、ターコイズ、ダイヤモンド 1968年 リン・レブソン旧蔵 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション

第2章「色彩の象徴性」では、色の文化的・象徴的な側面を深く掘り下げ、色彩の選択を通じてどのように意味や感情を伝えられるのかを考察する。

特に注目すべきは、希少なジェイドのジュエリーや、プラチナにダイヤモンドと7つの壮麗なエメラルドをあしらった伝説的な《ネックレス》(1961年)だ。

「セブン・ワンダーズ」と呼ばれるこの特別なジュエリーは、イタリアの女優モニカ・ヴィッティやジーナ・ロロブリジーダといった著名人に愛用された。

かつてはインヴェルニッツィ・コレクションに属し、10年前に東京で展示されたが、現在はブルガリ・ヘリテージ・コレクションに収蔵され、再び注目を集めている。

《ネックレス》 プラチナ、エメラルド、ダイヤモンド 1961年 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション

最後の第3章「光のパワー」では、私たちが色を感知する際の光の役割に焦点を当て、特にシルバーやゴールドといった反射する素材において光がどのように作用するか観察する。

この光り輝く旅は、ファンシーカラーダイヤモンドとパールを特徴とする希少なジュエリーを通じて息吹を与えられ、1969年頃に制作された唯一無二の傑作《コンバーチブル・ソートワール=ブレスレット》によって息を呑むようなフィナーレを迎える。

ソートワールにもブレスレットにもなるこの類まれなジュエリーは、とりわけ多くの色石が用いられており、ブルガリの色彩とその物語の豊かさを体現するものだ。

イエローゴールドにアメシスト、ターコイズ、シトリン、ルビー、エメラルド、ダイヤモンドがあしらわれており、万華鏡のような本展覧会のスピリットを見事に映し出す。

《コンバーチブル・ソートワール=ブレスレット》 ゴールド、アメシスト、ターコイズ、シトリン、ルビー、エメラルド、ダイヤモンド 1969年頃 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション

さらにフィナーレを引き立てるのが、スリートーンカラーのゴールドにシルクコードとダイヤモンドをあしらった、優美な《「セルペンティ」イブニングバッグ》(1978年頃)。

ブルガリの「メローネ」バッグの伝説的な成功を物語るこの貴重なバッグは、当時最も人気があり、多くの人々から買い求められた。

デザインとクラフツマンシップが光るこの傑作では、ホワイト、レッド、そしてイタリア語で「アクア・ディ・マーレ」と呼ばれる希少なブルーグリーンの色調がゴールドに織り交ぜられ、メゾンの卓越した金細工の技量を体現している。

《「セルペンティ」イブニングバッグ》ホワイト、レッド、「シーウォーター」グリーンゴールド、シルクコード、ダイヤモンド 1978年頃 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション

開催概要

展覧会名:ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧
会期:2025年9月17日(水) ~ 2025年12月15日(月)
休館日:毎週火曜日 *ただし9月23日(火・祝)は開館、9月24日(水)は休館
開館時間:10:00~18:00 毎週金・土曜日は20:00まで *入場は閉館の30分前まで
主催:国立新美術館、ブルガリ
後援:在日イタリア大使館
観覧料:一般2,300円 大学生1,000円 高校生500円(全て税込)
*中学生以下は入場無料
*障害者手帳を持参した人(付添の方1名を含む)は入場無料
*本展は日時指定券を導入する。

会場:国立新美術館 企画展示室2E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2

アクセス
・東京メトロ千代田線乃木坂駅 青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
・東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から徒歩約5分
・都営地下鉄大江戸線六本木駅7出口から徒歩約4分

関連情報
https://www.bulgari.com/ja-jp/stories/kaleidos-exhibition

構成/Ara

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