
DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパンは、1970年代を彷彿とさせる未来的デザインと革新的な時計技術で高い評価を得ているスイスの独立系時計ブランド『AMIDA(アミダ)』との日本市場における独占販売契約を締結した。
この度、約50年の時を経て再設計されたAMIDAの代表モデル「Digitrend(デジトレンド)」(Black / SS )を7月に、「Digitrend」(Gold / Open Sapphire ※)を9月に発売する。伊勢丹新宿店 本館5階 ウォッチにて先行展開され、今後順次販路を拡大していく予定だ。
過去から未来へ! “ジャンピングアワー”を新たに解釈したAMIDAが再始動
1976年──スポーツカーが街を駆け抜け、宇宙開発への憧れや未来的な発想が表現された“スペースエイジ”のデザインがあらゆる分野に広がっていた時代。
当時AMIDAは、横から時刻を表示する斬新な「Digitrend」を発表した。時間表示が一瞬で切り替わる機構(ジャンピングアワー)と、三角柱(プリズム)を使った独自のデジタル表示を組み合わせた機械式腕時計だ。
「Digitrend」の側面ディスプレイは、「光を反射するプリズム」を使った技術で、1973年にスイスで特許取得された(特許番号:3,786,626)。
ムーブメントは水平に動いているが、プリズムの反射によって時間は時計の側面に縦向きに表示され、横向きの構造でも縦に時刻が読めるよう工夫されている。
この仕組みは「LRD(ライト・リフレクティング・ディスプレイ)」と名付けられた。デジタル表示が注目された1970年代らしい、AMIDA独自のアイデアが光る仕組みだ。
このような革新性により国際的な評価を獲得し、「Digitrend」は今なお時計ファンに語り継がれるAMIDAのシグネチャーモデルとなっている。
2025年の最新モデル「Digitrend Open Sapphire」は、“透明感”と“機械の美しさ”をテーマに進化した。
文字盤の代わりにジャンピングアワー機構とプリズムを採用し、横から時間が見える独特な構造を採用。また、ケースの約3分の2をサファイアガラスで構成し、ムーブメントの美しさを余すところなく楽しめる。
開放的なスケルトンケースは、1960~70年代のクラシックカー(ポルシェ、アルファロメオ、シボレー・コルヴェア・テストゥード)のボンネットから着想を得た。
また、この構造には高い技術が必要で、ケース1つを作るのに合計24時間を要する(内訳:切削4時間、研磨20時間)。
歪みのない視認性を実現するため、曲面構造を高精度に仕上げ、ムーブメントの細部までも美しく見えるように設計されている。
製品概要
Digitrend Steel Edition
価格:643,500円(税込)
発売時期:2025年7月
Digitrend Black Edition
価格:712,800円(税込)
発売時期:2025年7月
Digitrend Gold Edition
価格:762,300円(税込)
発売時期:2025年9月
Digitrend Open Sapphire
価格:960,300円(税込)
発売時期:2025年9月
世界限定本数:初年の生産限定150本
ムーブメント:自動巻き(Cal.Soprod Newton)、23石、28,800振動/時、パワーリザーブ約44時間
機能:ジャンピングアワー機構(AMIDA独自開発、9パーツ構成)
ダイアル:2枚の表示ディスク(反射型ディスプレイ)を用いた時・分表示
時刻表示:サファイアプリズムを用いた側面デジタル表示(Light Reflecting Display)(特許番号 3,786,626(1973年))、インデックス:オレンジ色
装飾:コート・ド・ジュネーブ装飾、面取り仕上げ(アングラージュ)、フロスト加工
防水性:5気圧(50m)防水
ストラップ:SS製ブレスとアルカンターラ®ストラップのセット
関連情報
https://www.amida-watches.com/
構成/Ara