
シャープは、掃除後にスティックをステーション(充電スタンド)に戻すとごみを自動で収集する、ステーションタイプのコードレススティック掃除機「RACTIVE Air STATION」の新製品として、「EC-XR2」と「EC-WR2」を2025年8月21日に発売する。価格はいずれもオープン。市場想定価格は「EC-XR2」が88,000円前後、「EC-WR2」が75,000円前後。
上位モデルの「EC-XR2」は「RACTIVE Air」史上最小運転音の55dBを実現!
近年、共働き世帯が増加し、ライフスタイルも多様化。早朝や夜間などでも思い立ったときにすぐ掃除したい、ごみ捨てやお手入れの負担を軽減したいというニーズが高まっており、掃除機の低騒音化への注目が集まるとともに、ステーションタイプ掃除機の市場が拡大している。
そんな需要の高まりを受け、同社では、今回、ステーションタイプを2機種に拡充。確かな吸引力と「RACTIVE Air」史上最小の運転音55dBを実現した上位モデルの「EC-XR2」に加え、新たにスタンダードモデルの「EC-WR2」をラインアップした。
具体的な特徴としては、上位モデルの「EC-XR2」には、「ノイズリダクション設計」と「風切り音低減構造」を組み合わせた独自の低騒音化構造を採用し、運転音を55dBに抑えたことに加え、ステーションへごみを自動収集する際の運転音も60dBと低騒音化を実現。一方、「EC-WR2」は、「遮音構造」や「ダンピングコントロール」を搭載し、運転音を62dBに抑えている。
また、いずれの機種にも、確かな吸引力と壁際のごみを回転ブラシでかき取る「端までブラシ」を搭載し、低騒音化と高いごみ取り性能を両立。さらに、ステーションには、着脱式のダストカップの中に紙パックをセットする独自の「パックinカップ」構造を採用。ダストカップを取り外し、ボタンを押すだけで簡単にごみの溜まった紙パックを捨てることができるので、手を汚さずに紙パックを交換できる。
このほか、両機種ともに、髪の毛やペットの毛がからみにくい「からみにく~いブラシ」や、家具の下のすき間まで入り込み、低いところも掃除がしやすい「ペタっとヘッド」を採用。加えて、「EC-XR2」には、暗い場所を照らしてごみが確認できる「LEDライト」を採用し、すき間なども掃除しやすい「すき間ノズル」も付属する。
「EC-XR2」の主な仕様は、運転音がスティック使用時で55~約52dB、ステーション自動ごみ収集時で約60dB。バッテリー容量は2,500mAhで、充電時間は約100分、最長運転時間は「強」が約9分、「自動」が約9~22分、「標準」が約35分/約45分(すき間ノズル使用時)。集じん容積はスティックが0.05L(フィルターケース)、ステーションが0.37L(紙パック)。外形寸法はスティックが221×134×997mm、ステーションが200×289×435mm、収納時が221×289×1,015mm。標準重量はスティックが1.6kg、ステーションが3.9kg。付属品はすき間ノズル、抗菌3層紙パック(1枚)。色調はグレー系。
「EC-WR2」の主な仕様は、運転音がスティック使用時で62dB~約56dB、ステーション自動ごみ収集時で約62dB。バッテリー容量は1,730mAhで、充電時間は約80分、最長運転時間は「強」が約7分、「自動」が約7~20分、「標準」が約30分。集じん容積はスティックが0.05L(フィルターケース)、ステーションが0.37L(紙パック)。外形寸法はスティックが221×134×997mm、ステーションが200×289×435mm、収納時が221×289×1,015mm。標準重量はスティックが1.5kg、ステーションが3.8kg。付属品は抗菌3層紙パック(1枚)。色調はホワイト系。
構成/立原尚子