
ペットボトルのゴミ処理が面倒? ダイソーの「ペチャンコポンプ」なら、手軽に潰して省スペース化。想像以上の便利さです。
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夏場に増える家庭ゴミに、大小のペットボトルがある。
そのままでは結構かさばるので、潰すという作業があり、これが地味に面倒。筆者は、スリッパを履いた足で潰していたが、固いペットボトルには少々難儀する。
そんな、ちょっとした課題を華麗に解決してくれそうなグッズが、ダイソーから出ている。その名も「ペチャンコポンプ」。ペットボトル内の空気をバキューム(吸引)することで、その名のとおりペチャンコにしてしまうという。
実際はどんなもので、本当に便利なのだろうか? 購入し、試してみた。
ペットボトル内部の空気を吸い出す
「ペチャンコポンプ」の外観は、下の写真のとおり。昔ながらの竹の水鉄砲を連想する形状だ。

球体の持ち手がある「ハンドレバー」は、伸縮する構造となっている。つまり、これを手で引いたり押したりすることでポンプ機能が働き、ペットボトル内の空気を吸引。その空気は、球体の穴から排出されるという仕掛け。

大サイズのペットボトルがあっさり潰れる
論より証拠で、1つやってみよう。まず、500mlの無菌充填用ボトルから。製造時に高温処理した飲み物が入いる耐熱用ボトルと違って、ペナペナに柔らかい。素手でも簡単につぶせるのだが、まずはお手並み拝見ということで。
やり方は、先端をペットボトルの飲み口にしっかり差し入れ、あとはレバーをストロークするだけだ。

レバーの最初の1往復で、「バリバリ」という音とともにペットボトルが内側に少しひしゃげ、数回繰り返しただけでまさに「ペチャンコ」になった。
ここまで少ない労力で、ここまで潰れるとは思っていなかったので、正直びっくりした。飲み口の直下は完全には潰れなかったが、そこは許容範囲だろう。

次は、同じ無菌充填用ボトルだが、ずっと大きな2Lで試す。

さすがに、大きいものだと難儀するかと予想したが、そんなことはなかった。たしかにストローク数は20回近くに増えるが、面白いように潰れてしまった。

単に平べったくなるだけでなく、全体的にサイズが縮んでいくので、やっていてなんか楽しい。柔らかい素材とはいえ、素手でここまで処理するのは容易ではない。
硬いペットボトルだと……?
では、いよいよ本番ということで、硬い耐熱用ボトルでやってみよう。

「これは、さすがに厳しいのでは」という辛口予想を覆し、数ストロークであっさり潰れた。むしろ、無菌充填用ボトルよりも薄くなっており、素材の硬さはあまり関係ないのかなと思った。

では同様に、大サイズの耐熱用ボトルで。これも、隣室にも響くような音を立てながら、力を要さずラクラク潰れた。

最後に300mlの小サイズ。素手の場合、大サイズよりも難しい最高難易度だが……

最初の何度かのストロークでは、形状に変化はなく、力も要した。「もしかして、これは無理か……」と思ってもう一引きしたら、ひときわ大きな音を立てて、一気に潰れた。

筆者の、これまでのアイデア商品の紹介では、たいてい1つは苦言が伴った。しかし、今回は珍しく「これは、褒めるしかない」というのが結論だ。家庭ゴミ処理のおすすめアイテムとして、一家に一つ常備しても損はないと思う。
注:自治体によっては、ペットボトルは潰さずに出すルールとなっているところがある。お住まいの地区ではどうか、まずご確認を。
■商品詳細
商品名:ペチャンコポンプ
価格:220円
原産国:中国
材質:ポリプロピレン、熱可塑性エラストマー
商品サイズ:長さ26.2cm×直径4.2cm
種類:―
商品ページ:https://jp.daisonet.com/products/4550480250113
撮影・文/鈴木拓也
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