
古新聞や段ボールの結束に苦戦している人に朗報。ダイソーの「くるくるひもしばり」は、巻くだけでしっかり結べて緩まない優れモノ。紙ひもにも対応!
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「たまった古新聞や段ボールをひもで結束するのが苦手で……」という人は案外多い。
筆者もその1人。きちんとしばったはずなのに、いざゴミステーションへ運ぼうとすると、緩くなってやり直しという経験は数知れず……。
そんな悩みを解消してくれそうなグッズをダイソーで見つけたので、今回はこちらを紹介しよう。
フックと持ち手だけのシンプル構造
商品名は「くるくるひもしばり」。結束用のひもを、くるくると巻きながらしばれることからついたネーミングだ。外観は以下のとおり。カッターナイフを思わせる形状だが、キャップを外すと、先端は可動性のフックとなっている。


ひもは付いていないので、別途買い求める必要がある。対応するのは3mm以下の太さのビニールひもや紙ひも。幅の広い平ひもはNGのようだ。ダイソーには、その条件におあつらえ向きのひもがあったので、これらを使うことにする。

そして、箱を分解してできた段ボールの束を用意。あえて縦横の長さをいびつにして、難易度を高めている。

フックを回すだけで結束できてしまう
「くるくるひもしばり」の使用法はパッケージの裏に書かれているので、それに従う。まず、段ボールの束にひもをくぐらせ、手元で20cmほど余らせる。

その中間の10cmくらいのところに、フックを引っ掛ける。

あとは、フックを回転させるだけだ。回転に合わせ、ひもがどんどん撚れていく。

ひもの余りがなくなったところでカットし、工程の半分が完了。このあと同じ作業を横方向でも行う。それにしても、今しがたできあがった結び目を見ると、何回も繰り返した固結びのよう。パッケージ裏の説明イラストだと、きれいな螺旋状になっているが、どこをどう間違ったのか……。ただ、結束自体はしっかりできているので、先に進む。

横方向も完了したのが、以下の写真。結束はよくできており、つまんで揺らしてみても、たるまない。

段ボールに続いて、A4サイズの紙束で同じように結束してみた。紙束が反り返るといったトラブルを予期したが、無駄にきつめに結束しなければ、まったく問題はない。

紙ひもでも容易に結束できる
では、次は紙ひもでやってみる。このひもは途中でちぎれやすい難点があるが、少なからずの自治体は(リサイクルの観点から)紙ひもを推奨している。

回転時にちぎれることなく、無事に結束完了。フックが滑らないので、ビニールひもよりもやりやすい。結束もしっかりとできている。

総括すると、さほど時間もかけずに、かなりタイトに結束ができ、なおかつ緩まないという点で、「くるくるひもしばり」はかなり便利なグッズだとわかる。
ただ、このあと何回練習しても、螺旋状の結び目となったのは2回だけで、そこはフラストレーションがたまったが、本商品の本質はそこではない。結束作業に苦手意識を持っている方には、おすすめしたい一品だ。
■商品詳細
商品名:くるくるひもしばり
価格:110円
原産国:中国
材質:ポリプロピレン、鋼線、鋼、スチール
商品サイズ:長さ16.5cm×幅4.7cm×厚さ1.5cm
種類:―
商品ページ:https://jp.daisonet.com/products/4905687232248
撮影・文/鈴木拓也
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