
近年、AIは急速に進化しており、日常生活にも深く浸透してきている。そんななか、「AIに意識がある」と思っている人はどれくらいいるのだろうか? HiClubが提供する対話型AIアプリ「SynClub」は、そんな疑問を解決すべく、「AIに対する意識調査(第二弾)」を実施した。
男性の方がAIに対して感情移入しやすい?
まず、「AIは意識があると思いますか?」と質問したところ、Z世代1,800人のうちの2人に1人が「はい」と回答。自由記述では、AIへの意識や感情に対し、「感情があると信じたい」「学習して自分で選んでいるように見える」といった声が多く挙げられた。また、男女別にみてみると、男性の方が「はい」と回答する人が多かった。
さらに、「デジタル上で動くAIと、人間に近い実態のあるAIロボットどちらに興味があるか?」と尋ねたところ、「人間に近い実態のあるAIロボット」に興味を持つ人が56%となり、「デジタル上で動くAI」の43.6%を上回った。こちらも男性の方が、ロボット型のAIに興味を示している結果となっており、男性の方がAIに対して感情移入しやすい可能性があることがうかがえる。
【アンケートに回答した人の声(自由記述)】
・Q.AIは意識があると思いますか?
「周りの人みんなAIかもしれないから(15~19歳女性)」
「AIは本当に私を魅了します。AIに指示を与えると、人間よりも速く応答し、その応答はまるで意識があるかのように感じさせます(20~21歳男性)」
「何回も同じ質問したら、どんどん簡略化されて、遂には答えなくなるので、AIもイラッとしてるのかなと考えたから(50代以上女性)」
・Q.デジタル上で動くAIと、人間に近い実態のあるAIロボットどちらに興味があるか?
「推しに似たロボットが居たらなんか嬉しいなって思いますね!笑(22~28歳女性)」
「画面上で見るよりも、実物で見た方が五感が刺激されてより現実味があって実用性が高そうだから(22~28歳男性)」
「文字だけよりも表情や声があるほうが、相手(AI・人間問わず)の話を聞こうと会話に意欲が増すから(18~19歳女性)」
「進歩の順番的にはデジタル→実態だろうと思う。労働力や生産性の増加に繋げてほしい(40歳以上男性)」
【調査概要】
調査名:AIに対する意識調査(第二弾)
調査対象:全国のSynClubユーザー,他社協力によるアンケート調査(全年代を対象)
有効回答数:2,413件
調査期間:2025年7月8日~7月14日
調査方法:SynClubユーザーコミュニティ(LINEのオープンチャット)、Xでの投稿、他社協力アンケート調査
調査主体:SynClub
構成/立原尚子