小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

「よりすぐり」と「えりすぐり」はどっちが正しい?知らないと恥ずかしい言葉の使い方

2026.01.13

「よりすぐり」と「えりすぐり」はどちらも正しい読み方であり、意味の違いはない。言葉の語源や類義語・対義語を整理して紹介する。

「よりすぐり」と「えりすぐり」は、「選りすぐり」の読み方として耳にする言葉だが、どちらが正しいのか疑問に感じたことはないだろうか。

実際にはどちらも辞書に掲載された正式な読み方であり、意味に違いはない。

ただし、使用されやすい場面や語源、類義語・対義語にはそれぞれ特徴がある。この記事では、2つの使い分けや言い換え表現まで詳しく解説する。

「よりすぐり」と「えりすぐり」の意味や違い

「よりすぐり」と「えりすぐり」は、どちらも「多くのものの中から優れたものだけを選び抜くこと」を表す言葉として使われる。しかし、読み方や響きに違いがあるため、正しい使い方に迷うこともあるだろう。まずは両者の意味や違いから確認していこう。

■読み方の違い

「選りすぐり」の読み方には、「えりすぐり」と「よりすぐり」の2つが知られている。結論から述べると、どちらも辞書に掲載されており意味の違いはない。よって、「えりすぐり」と「よりすぐり」どちらの読み方も使用して問題ないといえる。話し言葉では「よりすぐり」、文章では「えりすぐり」が使われやすい傾向にある。

■「選りすぐり」の意味

「選りすぐり」は、多くの中から特に優れたものだけを選び抜いた状態を指す言葉だ。「選りすぐりの食材」「選りすぐりのメンバー」などのように、特定の対象に対して用いられ、その価値の高さを強調する意味合いで使われる。単に選ぶというよりも、「基準に合わせて選び抜いた」背景が含まれる表現である点が特徴だろう。

■「選りすぐり」の語源

「選りすぐり」は、「選る(える・よる)」と「すぐる」という2つの動詞に由来する。「選る」は多くの中から基準や目的に合うものを選ぶ意味があり、「すぐる」は「選ばれたものの中からさらに選別する」意味を持つ。

「選ぶ」意味合いの言葉が2つ重なっていることから、「選ばれたものから、さらにより良いものを選び抜く」というニュアンスが生まれる。「すぐる」は「優る(すぐれる)」に通じるともされ、選ばれた対象が優れていることを表す。「選りすぐり」は、古くから使われてきた日本語らしい複合語で、現代でも日常からビジネスまで幅広く用いられている。

「よりすぐり」と「えりすぐり」はどっちが正しい?

「よりすぐり」と「えりすぐり」は、どちらも「選りすぐり」の読み方であり、意味の上では差がない。ただし、正しさや使い方について疑問を持つ人も多いだろう。ここでは、どちらの読み方が適しているのか、シーンによる使い分けについて見ていく。

■どちらも間違いではない

「よりすぐり」も「えりすぐり」も、国語辞典に記載されている読み方であり、どちらもが間違いではない。もともと「選る(よる・える)」という読み方が共存していたため、読み方に揺れが生じたとされている。言葉の正誤を気にする場面では迷うかもしれないが、日常会話や文章表現においてはどちらを使っても伝わる内容に変わりはない。

■ビジネスシーンでは「えりすぐり」が一般的

ビジネス文書やプレゼン資料、公式な広報などの場面では、「えりすぐり」の読み方がより一般的に使われている。例えば「えりすぐりの人材」「えりすぐりの製品」など、商品などの良さを強調し、信頼感を与える目的で使われることが多い。

「よりすぐり」と「えりすぐり」の類義語・対義語・言い換え表現

「よりすぐり」と「えりすぐり」は、価値のあるものを厳しい基準で選んだことを表す表現だが、同じような意味を持つ言葉も多数ある。言い換えやニュアンスの調整によって、文章のトーンや印象を変えられるため、場面に応じた使い分けが有効だ。ここでは、選抜や厳選の意味を含む類義語や、より柔らかく伝える言い換え表現を紹介する。

■厳選

「厳選」は、数ある選択肢の中から基準を設けて、特に優れたものを慎重に選び抜く行為を意味する。ニュース記事や商品紹介、広告コピーなどで使われるケースが多い。信頼性や品質の高さを強調したい場面に適しており、「えりすぐり」との置き換えもしやすい。直接的に力強い印象を与える言葉といえる。

■選抜

「選抜」は、試験や審査など明確な基準をもとに、優れた人物や対象を選び出すことを意味する言葉だ。スポーツチームや人材の選定、教育機関の入試などの表現に多く使われている。「選抜メンバー」「選抜チーム」のように使われることが多い。客観的な判断や実力による選出というニュアンスが強く、制度的・実務的な文脈で使われる傾向がある。

■粒ぞろい

「粒ぞろい」という言葉は、集団の中のメンバー全体の質が高く、ばらつきが少ないことを示す。「粒ぞろいの作品」「粒ぞろいの選手」などの表現が一般的だ。単に一部を選び出したよりは、選ばれた全体が優れていることを強調したい時に適している。

■少数精鋭

「少数精鋭」は、人数や規模は少ないが、優れた人材や要素が集まっている意味を持つ。効率的で質の高い構成を強調したい場面で使われることが多く、ビジネスや組織運営、プロジェクトチームなどの紹介でよく登場する。

「よりすぐり」と「えりすぐり」の対義語

「よりすぐり」「えりすぐり」が優れたものを選び抜く意味を持つのに対して、その反対の意味を持つ表現もある。ここでは、意味や使う場面の異なる3つの対義語を紹介し、それぞれのニュアンスを見ていこう。

■寄せ集め

「寄せ集め」は、基準を特に設けず、手当たり次第にかき集めたことを意味する言葉だ。「寄せ集めのチーム」「残り物の寄せ集め」などのように使われ、選定していない状態を示す。そのため、計画性のある「選りすぐり」とは対照的なニュアンスを持つ言葉といえる。

■烏合の衆

「烏合の衆(うごうのしゅう)」は、多くの人が集まっているが統率がとれておらず、まとまりがない集団を意味する表現だ。戦略や目的を持たずに集まった状態で、組織力や信頼性に欠けるという否定的な評価が含まれる。「烏合の衆にすぎない」「素人しかいない烏合の衆だ」のように使われ、組織の質に対する批判としても使われることがあるため、使用するシーンには注意したい。

■玉石混交

「玉石混交(ぎょくせきこんこう)」は、価値の高いものとそうでないものが入り混じっている状態を表す言葉だ。「玉」は優れたもの、「石」は平凡で劣ったものを指す。全体を見たときに質にばらつきがあることを強調したい場面で用いられ、「玉石混交の意見」「玉石混交の作品」などのように使われる場合が多い。

※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。

文/編集部

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2025年12月16日(火) 発売

来年末は、DIME本誌で答え合わせ!?来る2026年、盛り上がるだろう意外なブームを各ジャンルの識者・編集部員が大予言! IT、マネーから旅行にファッション、グルメまで……”一年の計”を先取りできる最新号!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。