
パナソニック ハウジングソリューションズは、リフォーム用二重窓「パナソニックの内窓」の窓種のラインアップ強化として、2025年8月25日に新製品発売を実施すると発表した。
内窓を取り付けることで、住まいの快適性向上・省エネを実現!
昨今、住宅における断熱性の向上(光熱費軽減、結露の抑制、冷暖房の効率アップ)として、既存の窓をそのまま活かしながら取り付けることができ、短い工事期間で手軽にリフォームが可能な内窓リフォームが注目されている。
また、国の政策として、住宅の快適性や安全性を向上させるとともに、環境負荷の低減やエネルギー効率の向上を図るために、断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業(先進的窓リノベ2025事業)が展開されており、2024年11月22日以降に、住宅における窓の断熱改修(リフォーム)を着手した物件については、補助金(※1)の交付が実施されている。
このような背景から、住宅に住まう人の快適性向上・省エネを実現し、ひいては地球環境問題への貢献を図るべく、同社はリフォーム用二重窓「パナソニックの内窓」を2024年7月に発売。
今回、さらに提案性を高めるために、窓種のラインアップを大幅に拡充、納まり部材やカラー設定も充実させ、2025年8月25日に発売する。
■主な特徴
・窓種追加やカラー増色を実施し、品揃えを大幅に強化
これまでの引違い窓2枚建の品揃えに、開き窓・FIX窓などのラインアップを追加することで、住宅のほとんどの窓に内窓が取り付け可能になる。開き窓は内観側に開くデザインで、テラスドア・勝手口ドアにも対応可能。大きな窓にも対応可能な引き違い4枚建も用意する。
また、浴室用の内窓も追加。浴室空間に設置された窓に対して取り付けることで断熱性が向上し、温かい空間を保つことが可能で、ユニットバス・在来工法への浴室にも設置できる仕様とした。
さらに、新色として、和室や温かみのある洋室空間に合う淡い茶系のカラーである「ライトブラウン」を追加した。
なお、浴室用内窓のカラーとしては、「ホワイト」のほかに「ダークグレー」も採用しており、同社で採用が増えているユニットバスのブラックコーディネイトと調和し、浴室全体の美しさを引き立てるとしている。
・狭い窓枠に取り付けやすい「業界最細」(※2)サイズの枠
引き違い窓の枠幅寸法は55mm、開き窓・FIX窓は48mmというスリムな枠フレーム設計により、既設の窓枠内に納まりやすく、戸建てはもとよりマンションにもすっきり納まりやすい仕様。また、ふかし枠の設置が少なくなることで、約半日~1日での省施工で窓リフォームが可能だ。なお、窓枠の設置可能寸法が足りない場合は20mmのふかし枠を取り付けることで納めることができる。
※1 住宅の建て方、設置する窓の性能と大きさ、設置方法に応じて定額(一戸あたり5万円から最大200万円までを補助)。交付申請受付期間:申請受付開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで)。
※2 同社調べ。2025年7月末時点。国内の樹脂製二重窓/複層ガラス18mm仕様の縦枠奥行き寸法比較において。
関連情報
https://sumai.panasonic.jp/outside/uchimado/new/
構成/立原尚子