小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

国によってこんなに違う!人気絵文字から読み解く世界のリアクショントレンド

2025.07.22

SNSのメッセージなどに雰囲気を添える絵文字。テキストで表現する顔文字とは違い、1文字でさまざまな感情や単語を表現できるため、今や世界中で愛用されている。

バイドゥ株式会社が提供するきせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」は、7月17日の「世界絵文字デー(World Emoji Day)」に合わせ、世界16か国における絵文字利用動向を調査し、世界各国の絵文字文化の違いを分析し、2025年上半期に各国で最も多く使われた人気絵文字TOP5を発表した。

その結果、世界で共通して人気の絵文字と「お国柄」が出る絵文字があることがわかった。

「世界の人気絵文字TOP5」結果と傾向

■2025年上半期、世界で最も多く使われた絵文字は「😭」

16か国中12か国で第1位を獲得。悲しいときだけでなく、感動や共感、嬉しすぎる気持ちなど感情のピークを表す万能リアクションとして、世界中で広く使われているようだ。

■「愛」を表す絵文字は国境を越えて人気。一方、日本はハート系が不在

ハート系(❤️、💗、🥰、😘、😍)は日本を除く多くの国でTOP5にランクイン。
一方、日本のTOP5にはハート系がランクインせず、海外とは異なる特徴が見られている。

海外では感情をストレートに示す絵文字(😂🤣など)が多くランクインする一方、日本では相手への気遣いやニュアンスを補う絵文字(💦、‼️)が目立つなど、国ごとのコミュニケーションスタイルの違いが鮮明に。

日本は「😭」「💦」「‼️」、共感と気遣いを表す絵文字が上位に

日本では、感情をストレートに伝える「大泣き😭」が最も多く使われる結果に、

この絵文字は悲しいときだけでなく、嬉しさや共感など、感情が高まったさまざまな場面で使われる“万能リアクション”として定着している。

2位の「💦」は、焦りや困った気持ちを表す際に添えられることが多く、日本特有の相手に気を遣いながら空気を和らげる文化が反映されているようだ。

3位の「‼️」は、文章のトーンを補い、驚きや強調を表現する役割として人気。直接的に強い言葉を使うよりも、絵文字でニュアンスをやわらげる日本人らしいコミュニケーションスタイルが表れている結果となった。

総じて、日本のランキングでは“共感”や“気遣い”を重視する日本人特有のコミュニケーション文化が強く反映されており、柔らかいニュアンスで感情を伝える傾向があるようだ。

特徴的な国の例

アメリカ、イギリス

😭が1位なのは日本と同様だが、😂や🤣が上位に入り、4位には💔(割れたハート)がランクイン。大笑いや失恋など、感情をストレートに表現する文化が特徴的といえる。

💔は失恋だけでなく、失望や日常の軽い悲しみをユーモアとして表す場面でもよく使われ、感情を幅広く表現する文化がうかがえる。

フランス

1位は🤣、2位は❤️、さらに5位に🥰が入り、笑いと愛情表現をバランスよく使う傾向だ。

ロシア

唯一❤️が1位となり、💋もランクインするなど、愛情表現を積極的に使う文化が際立っている。

インドネシア

3位に🗿(モアイ)がランクインし、SNSミーム文化が強く反映されたユニークな結果に。

モアイ絵文字は“無表情”や“乾いた笑い”、相手の発言に呆れたときのスラング的リアクションとして使われることが多く、海外ならではのネット文化が表れている。

メキシコ、アルゼンチン

❤️や💗などハート系の絵文字が上位に多くランクインし、情熱的に愛情を伝える文化が絵文字の使い方に反映されているようだ。

出典:きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」
Z世代に大人気!7,000万ダウンロード数(※)を誇るキーボードアプリ。
HP:https://simeji.me/

文/annen

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2025年7月16日(水) 発売

DIME最新号は、誕生45周年のガンプラを大特集!歴史を振り返り、ガンプラが今後どのように進化していくのかを総力取材。プラモデル制作に役立つ〝赤い〟USBリューターの特別付録付き!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。