
夫婦が長く生活を共にしていれば、良い時もあれば悪い時もある。時には些細な食い違いや認識・価値観のズレ、どちらかのやらかしをきっかけに夫婦喧嘩が勃発することだってあるだろう。
リンクスはこのほど、全国の既婚男女3000人を中心に「夫婦喧嘩に関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。
約65%が「喧嘩する夫婦」
パートナーと夫婦喧嘩するか否かについて子どもの有無別で比較したところ、「子どもあり」では67.53%、「子どもなし」では58.05%となり、「子どもあり」家庭のほうがパートナーと夫婦喧嘩をしている割合が1割近く多くなった。
年代別では、年齢が上がるほど喧嘩率はやや減少傾向にあるものの、すべての年代で6割以上が喧嘩経験ありという結果になった。
喧嘩が始まるのは「10年目から」?
夫婦喧嘩をすると回答した1954人に結婚年数を聞いたところ、「結婚25年以上」という回答が最多となった。以下「10~15年未満」「20~25年未満」と続き、結婚10年目を境に不満が溜まりやすくなる傾向が見て取れる。
「喧嘩の原因、7割は夫」──男女問わずそう感じている現実
夫婦喧嘩をすると回答した1954人に「夫婦喧嘩をするとき、どちらに原因があることが多いか?」と質問したところ、男性は「夫(自分)にある」が61.71%、女性は「夫にある」が74.95%となり、男女ともに夫に原因があると考えている人が多いことがわかった。
年代別で見ると、特に50代が「夫婦喧嘩の原因は夫にある」と考えている割合が多い傾向となった。子育てや介護、老後資金など現実的な問題が重なる時期に、夫の理解不足・非協力がストレス源になっているのかもしれない。
<調査概要>
調査期間:2025年2月18日
対象者:全国の20歳~59歳以下の既婚男女3000人(男性:1,403人・女性:1,597人)
年代内訳:20代131人/30代589人/40代1,048人/50代1,232人
調査方法:インターネット調査(Freeasy利用)
引用元データ:https://kikonclub.com/questionnaires/20
出典元:株式会社リンクス
構成/こじへい