
料理を愛する文筆家・ツレヅレハナコさんと、数々のマンション設計を手がけてきた建築士・渋谷篤さんによるトークイベントが開催されます。
自分と向き合う家づくりを経て思うこと
ハナコさんは2020年、フルオーダーの注文住宅を建てました。その際、以前住んでいた賃貸マンションのキッチンに窓から差し込む光の美しさが忘れられず、それを新居でも再現したいという強い思いがあったといいます。
ほかにも、友人や仲間と集まれる広々としたリビング・ダイニング、日々の料理を楽しむための動線や収納など、「暮らしを楽しむ」ためのこだわりを一つひとつ形にしていく過程は、まさに自分と向き合う経験だったそうです。
「数字だけでは測れない心地よさが、マンションにはある」
一方、日建設計に所属する建築士の渋谷篤さんは、「HARUMI FLAG」などを担当し、グッドデザイン賞など国内外で多数受賞経験のあるマンション設計のプロフェッショナルです。
渋谷さんが住まいを考える際に伝えたいのは、「駅から〇分」「専有面積〇m²」といった数値ではわからない、“住み心地”という価値の見極め方。
プライバシーと風通しを両立させた間取りの工夫、明るく心地よい暮らしを可能にする設計など、マンションの「制約のなかで実現する豊かさ」について語ります。
「戸建てか?マンションか?」ではなく――大切なのは、“自分にフィットする住まい”をどう見つけるか。
今回のイベントでは、戸建てとマンション、それぞれのリアルな体験と設計の視点から、
「暮らしやすさとは?」「何を優先すればいい?」を語り合います。
これから住まいを考えたい人にも、住み替えを検討している人にも、きっとヒントが見つかるはずです。
トークイベント概要
ツレヅレハナコさん と建築士が考える
“わたしにフィットする”住まい
日時: 7月29日(火)19:00~20:30
場所:小学館ビル1F「Cafe Lish」
参加には書籍購入が条件です
(先着30名様)
本イベントは、書籍『本当に価値のあるマンションの見つけ方』の刊行記念です。
この本では「住んで満足できる」「手放すとき困らない」住まいの選び方を、プロの視点から豊富なマンション事例で解説しています。本当に自分に合う家に住みたいと考えている人におすすめの一冊です。