
動画・音楽、スポーツ、美容、飲食……あらゆるジャンルで展開されるサブスクは生活に不可欠なサービスと言えるだろう。
Data1、Data2を見る限り、月々の利用金額は把握しているものの、3分の1以上は解約経験がない。つまり、一度入ったら解約が面倒でダラダラと使い続けている人が多いということ。物価上昇の時代、そんな理由でお金を払い続けるのはもったいない。そこであらゆるサービスを利用しまくるサブスクマニアの大和貴人さんに話を聞いた。
「サブスクはサービスの名前でなく、運営する会社の名前で月々の請求が来ることが多い。サービス名と社名を一致させておくと『このサービスにこれだけお金をかけているのか』ということをより一層把握できます」
続けるサブスク、解約するサブスクの見極めるポイントはどこなのか。「冷凍食品など、自宅にモノが届くサービスは、前回届いたものが残っているのに次が……ということが1回でもあったら解約してもいいと思います。一方、利用料金が値上げされるサブスクは『いいサービスなので高い料金でも会員は減らない』と運営が自信を持っているので、継続する価値があります」
Data4によると、全体の23.2%が見直すことで1万円以上節約できている。現在のサブスク加入状況を確認して、見直してみてはいかがだろうか。
引き落とし明細に記載の会社名とサービス名を一致させておこう

サブスクマニア 大和貴人さん
世の中のサブスクをとにかく利用しまくる人。常に40ほどのサブスクを利用。サブスクで月に使う金額は20万円ほど。
Data1|〝どんぶり勘定〟の人はあまりいない!
9割以上の人がサブスクの利用金額を把握!
サブスクの利用金額の把握状況とは?
2025 株式会社アスマーク調べ

世代、性別に関係なく多くの人が金額を把握していると回答しているが、昭和の時代からある新聞や牛乳の宅配もサブスクと言えるサービス。把握しているようで実はチェック漏れしているサブスクがあるかも。
Data2|理由は様々だが、そのままでいいの!?
35%の人が、一度契約したらそのままだった!
2021 アルファノート株式会社調べ

大和さんによると「月々の金額の安いデジタル系のサブスクはマイページにログインするパスワードを忘れてしまい、契約を継続してしまいがち」と言う。