
新しいiPhoneの登場が気になる今、薄型モデルとしてウワサされる「iPhone 17 Air」に注目します。Appleの戦略やiPhone 17 Airがもたらすであろう超軽量・超快適体験、そして期待される驚異的なスペックを予測します。
目次
そろそろ新型iPhoneの登場が気になる時期です。
「今年はどんなモデルが出るのかな?」とワクワクしていたり、「つまらないモデルなら、Google Pixelに買い替えよう!」なんてシビアな人もいたりと、想いはそれぞれでしょう。
期待と不安(?)が交錯する中、ご紹介したいウワサがあります。
それが「iPhone 17 Air」(仮)の登場です。
世界中でリーク情報が……まぁ、本当か嘘かはさておき、いたるところに「おもしろ情報」が上がってます。
寝る前の暇つぶしに、Apple好き、iPhone好き、ガジェット好きなら気になるお話をします。
iPhone 17 Airって本当にくるの!? 薄型爆誕のウワサに迫る
例年通りなら、2025年9月の第2週の8日(月)か9日(火)、10日(水)あたりで、新型「iPhone 17」(仮)の発表がありそうです。
もし、iPhone 17 Airが登場したら発表会の話題の中心になり、世界中で新製品情報が飛び交うことでしょう。
登場しなかったら……当然、ファンとしてはガッカリでしょう。
とまあ、それくらいウワサ界隈でiPhone 17 Airは盛り上がりを見せています。
■公式発表は五分五分? 「極薄iPhone」の動向
ウワサの根拠として、リーク画像の続出が挙げられます。
まあ、今の時代、3Dプリンターでモックアップなら作れますので、果たしてどこまで本当か……は疑問です。
ただし、「火のない所に煙は立たない」のたとえがあるように、「薄型iPhoneが欲しい!」というユーザーが多いのも事実。
誰も欲しがらなければ、ウワサにもならないですから。
■なぜ今「Air」なのか? Appleの戦略とは?
現行モデルとなるiPhone 16には「iPhone 16 Plus」という、標準モデルの大画面仕様があります。

iPhone 14シリーズからPlusは登場しましたが、「iPhone 16 Pro Max」という画面サイズが最大のモデルがあり、やや個性が弱い印象です。

そして、iPhone 12、13の時代には「mini」と呼ばれるコンパクトモデルがありました。

初代「iPhone SE」以来、小型のiPhoneが望まれる中、5.4インチの有機ELディスプレイを搭載し、颯爽と登場しましたが、残念ながら販売はそこまで好調では無かったようで、2世代で販売が終了しました。

また、人気の廉価版「iPhone SE」は第3世代まで継続した後、実質の後継機「iPhone 16e」にその役割を譲りました。

「Google Pixel 9a」への対抗モデルとしての立ち位置は明白で、iPhone 16シリーズの中での販売台数はトップの模様。成功はしていますが、かつてのiPhone SEが持っていた、他を圧倒するカリスマ的な人気には及ばない印象です。

そろそろiPhoneのシリーズ全体にもテコ入れが必要なタイミングになっているのかもしれません。
そのような背景も含め、薄型のiPhone 17 Airという、今までに無い個性を求める機運が高まっているでのはないでしょうか。
薄いのは正義! iPhone 17 Airがもたらす超軽量・超快適体験
それでは、iPhone 17 airという薄型モデルがもたらすメリットを考えてみましょう。
■ユーザーが薄型モデルに求めるもの:デザイン性、携帯性、操作性
モバイル端末にとって、薄いというのは正義です。
かつてケータイの時代には、シャツの胸ポケットに収まることが美徳とされたりしました。ちょっと古い話ですが。
スマホの画面がどんどん大型化して、確かにWebや動画を見やすくなりましたが、反面、大きく・重くなったのも事実。
薄くなれば、大画面でもスマートに収納でき、持ちやすく操作しやすい……となりそう。
そして、第一に「カッコイイ」。
これって、Appleファン心理の根底にあるのではないでしょうか?
持ってるだけで、ちょっとうれしい。それがApple製品の魅力でもありますよね。
■初代Mac Book Airの衝撃
さて、最初にAirという名前をつけたApple製品が出たのは、2008年のこと。
もう、17年も前なのでご存じない方もいらっしゃるでしょう。

Apple創業のひとりでもある故スティーブ・ジョブズ氏が、「Macworld Conference&Expo 2008」で、紙の封筒から初代「Mac Book Air」をスッと出した時、筆者は思わず息を呑みました。「カッコイイ……」と。
当時、ほとんどのノートPCが、CD/DVDなどの光学式ドライブを搭載していたため、PCは結構ボテッとしてました。
しかも、重くて持ち運びにはちょっと気合いが要りました。
なのに、初代Mac Book Airは「The world’s thinnest notebook(世界最薄のノートPC)」とうたい、光学式ドライブを廃止。また、外部接続の端子も最小限に抑えてスッキリとした外観に収まっていました。
13.3インチモデルで重さは1300gほど。SSD搭載モデルも選べるなど軽量化への配慮にも抜かりはありませんでした。
まさに「Air」という言葉を体現する、衝撃的なモデルだったのです。
「モバイルとは、気軽に持ち運べるものである」、そんなメッセージが詰まっていたMac Book Airには、「薄さは正義」を実感させるものがありました。
それから17年経った現在も、Appleには「モバイル製品はシンプルで持ちやすくあるべき」、そんなデザイン思想が脈々と受け継がれていると願うAppleファンは多いでしょう。
効率化、最適化が重視される現在だからこそ、薄くて軽いiPhone 17 Airの登場に期待は大きいです。
リーク情報から読み解く「iPhone 17 Air」の驚異的な薄さ
それではここからは、iPhone 17 Airに期待されるスペックをまとめてみます。
あくまで、事前の予測情報なので「こんなスペックで出たらいいなぁ」というお遊び感覚でお楽しみください。
■スペックに抜かりなし?「iPhone 17 Air」に期待される驚異の性能
現在ウワサされているスペックについてまとめてみました。
ディスプレイ:6.6インチの有機ELディスプレイ。低消費電力のLTPO(Low-Temperature Polycrystalline Oxide:低温多結晶酸化物)の可能性あり
ボディの厚み:5.5mmの超薄型
チップ:A19 Bionic
メモリ:8GB、もしくは12GB RAMの可能性(Appleが公表しないのであくまで推測)
カメラ:シングルカメラ構成
通信:Wi-Fi 7対応、eSIMのみの搭載
■A19 Bionicチップ搭載で爆速確定!? パフォーマンスへの期待
iPhone 17と同様にA19 Bionicと呼ばれるであろう自社製の最新チップを搭載する可能性が濃厚です。
Proシリーズには、さらに上位のA19 Proチップが搭載される可能性はありますが、それでもスペックは十分以上。爆速の処理に期待しましょう。
■ディスプレイはどうなる? 薄型ながらも大画面化、高リフレッシュレートの可能性
6.6インチの有機ELディスプレイが、薄型ボディながら搭載されることを期待されています。
また、LTPOの恩恵で低消費電力化をかなえ、さらに画面を更新するリフレッシュレートなども高水準となれば、美しく滑らかな映像が、薄型のボディで映えるモデルになりそうです。
■カメラ性能は? Proモデルとは違うアプローチで差別化か
カメラについては、薄型化のため、iPhone 16eに似たシングルカメラ構成となるかもしれません。

もちろん、ハイスペックのチップ、すぐれたNeural EngineでのAI性能はスマホ最先端レベルが予測され、シングルカメラという弱点を補う、見事な画像・映像を楽しめる可能性は高いです。
■バッテリーは大丈夫? 薄型化と両立する新技術のウワサ
こちらも、Appleの伝統というか(笑)、公表値は発表されないのですが、「薄型ながら、十分なバッテリー性能を持つ」と期待しましょう。
iPhoneはOSもiOS 26と自社開発のものです。チップを含むハード、ソフトを自社でコントロールできるため、低消費電力には期待できます。

■薄型化で暮らしはどう変化する?
薄型化で恩恵を受けそうなのは、ポケットにしまったときのかさばりが減ることでしょう。
また、片手での操作もやりやすくなるかもしれません。
一方で、薄型はボディの強度面を考えると不利です。また、バッテリー容量の絶対値も限られます。
仮に今回iPhone 17 Airが開発されていて、しかし発売されない場合は、Apple伝統の使い勝手への配慮があるはずです。
スペックを追求しすぎて製品のクオリティを下げることに対して、Appleは慎重です。
そこは、メーカーの熟慮として、受け入れるべき美徳だと思います。
あなたはどっちを選ぶ?iPhone 17シリーズのラインアップ予測
それでは、2025年9月に予想されるiPhone 17シリーズのラインアップを予測してみましょう。
■4モデルのラインアップは継続?
iPhone 17シリーズの予想ラインアップは、期待を込めて
1.iPhone 17
2.iPhone 17 Air
3.iPhone 17 Pro
4.iPhone 17 Pro Max
とします。
■「Plus」モデルの行方:Airがその座を奪うのか?
もしiPhone 17 Airが新たに加わった場合は、iPhone 17 Plusは製品ラインアップしない可能性があります。
逆にiPhone 17 Plusが継続販売されるなら、iPhone 17 Airのウワサは幻に終わるかもしれません。
■「iPhone 17 Air」はどの位置づけに?
基本的には、iPhone 17 ProとiPhone 17の中間という立ち位置になる可能性が高いでしょう。
■どのiPhone 17モデルが自分に最適か? デザイン、機能、価格帯などから比較
登場が間近と目されるiPhone 17シリーズは、どのような方にフィットするのか、価格の予測も含めて考察してみました。
原材料費の高騰、為替の変動リスクなどで、次期iPhoneは値上がりする可能性があります。
そこで、各モデルが5%値上げすると考えるとしましょう。
まず、標準モデルのiPhone 17/17 Plus(17 Air)で考察してみます。
現行のiPhone 16の128GBモデルが12万4800円から、最上位のiPhone 16 Plusの512GBモデルが18万4800円となっています。

もし5%程度、価格が上昇した場合、
1.iPhone 17のエントリーモデルは約12万9800円
2.iPhone 17 Plusの512GBモデルは約19万4800円
程度になるかもしれません。
また、iPhone 17 Plusの代わりにiPhone 17 Airが登場すると、価格はやや上昇し、上位モデルは20万円を超えるかもしれません。
仮にiPhone 17 Airでエントリーモデルとして128GBモデルが登場したとしましょう。
現行のiPhone 16 Plusの128GBモデルが13万9800円からなので、プラス5%だと14万5800円前後、Airなのでそれに加えて約14万9800円がエントリーモデルの価格になると予測します。