
富山・石川・福井の3県からなる北陸エリア。日本海・北アルプスの豊かな自然や歴史を感じさせる風情ある街並み、豊富な海産物などが魅力的な同エリアの居住者から、もっとも「住み心地が良い」と思われている街と、もっとも「住みたい」と憧れを持たれている街は、いったいどこか?
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2025<北陸版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2025<北陸版>」として発表した。
本居住満足度調査は、2021年~2025年(一部の回答のみ2020年・2019年を追加)の期間、北陸エリア(富山県・石川県・福井県)に居住する20歳以上の男女合計18,710名を対象に集計したものだ。
北陸版・街の住みここちランキング、1位は6年連続で石川県野々市市。2位は石川県金沢市、3位は石川県白山市
北陸版・街の住みここちランキングにおいて1位は、6年連続で野々市市となった。野々市市は唯一偏差値70台の高い評価を得ており、金沢市のベッドタウンとして発展している街だ。
2位は、北陸地方最大の街として都市インフラが充実している金沢市、3位は野々市市と同じく金沢市のベッドタウンでもあり、企業の工場が多く集まる白山市となった。その他、4位はかほく市、5位は河北郡内灘町(かほくぐん うちなだまち)と続いており、トップ5は全て石川県の自治体という結果になっている。
北陸版・住みたい街ランキング、1位は6年連続で石川県金沢市、2位は4年連続で東京23区
北陸版・住みたい街ランキングにおいて、1位は6年連続で石川県金沢市、2位は4年連続で東京23区となった。3位は5年連続の富山県富山市と、昨年から順位を上げた石川県野々市市が同率タイでのランクインとなった。5位は大阪府大阪市で、昨年10位から順位を上げてトップ5入りしている。
なお、「住みたい街が特にない」が53.8%、「今住んでいる街に住み続けたい」が22.3%で合計76.1%となり、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する人が多い結果となった。
このほか、北陸版・街の住みここちランキングTOP15および因子別順位は、以下の結果となっている。
構成/こじへい