年齢が上がるごとに費用が増大する習い事
始めは安価に見えても、進級やレベルアップに伴って費用が膨らむ習い事も少なくない。
■くもん
くもんは、1教科月7,700円(東京都・神奈川県)であるが、最初1教科から始めて、算数英語国語と教科を増やすと、3教科で23,100円と月謝が比較的高くなる。さらに中学生になると1教科月8,800円、高校生になると1教科月9,900円となる。
■バレエ
バレエは、幼少期は週1回で月1万円程度であるが、年齢が上がるごとに週に3~5回通う必要が出てくるため、費用が増大する可能性がある。また、小学生高学年になると、やっとヴァリエーションといって1人で踊ることが可能となるが、そのヴァリエーションのレッスン料は特別なレッスンを受けるため高くなりやすい。そのため、高学年になると、週4回の月謝4万円+ヴァリエーションのレッスン料1万~2万円と、月5万~6万円程度まで月謝がかかる可能性がある。
さらに、毎年ある発表会やコンペティションで、会場代や衣装代がかかる。衣装代はダンスやピアノと異なり、レンタルでさえも高いため、その費用は10万円以上はかかってくる。
そのため、気軽に始めるのではなく、将来費用が増大することを覚悟して始めるとよいだろう。
■中学受験塾
中学受験のための塾は、小学校低学年のうちは月2万円程度だが、学年が上がるごとに高くなっていき、4年生で月50,000円程度、5年生で6万円程度、6年生で7万円程度となる。そのほか、教材費、もし費用がかかり、さらに講習費用として夏期であれば20万円程度、難関校に行けるレベルの子だけが通える日曜特訓の基準を満たした場合では追加で30万円程度必要だ。また、授業についていけない場合、追加で個別教室に通うと、週1回で月2~10万円かかる。例えば、6年生で個別を併用した場合では、月10~17万円程度、長期休みには20万円程度の支払いが必要となる。もし、志望校に合格できた場合には、その入学金等も必要になってくる。
始めてしまうと、子どもが一生懸命頑張っているところに、お金を理由にやめるのが難しくなる。
また、習い事にお金を使いすぎたせいで、大学のための費用を貯めることができなかったということにならないようにしたい。
将来的に費用が増大する可能性のある習い事は、始めるときに慎重にマネープランを計画的に立ててから、始めたい。
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(参考)
スイミングスクール|キッズスクール「運動塾」|コナミスポーツクラブ
全国教室一覧|いしど式そろばん公式サイト
こども英会話イーオンキッズ(AEON KIDS)
オンライン英会話「教師の質」で選ぶならQQEnglish
ピアノ (楽器・歌のレッスン・音楽教室) – ヤマハ音楽教室公式サイト | ヤマハミュージックスクール
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子どものためのクラス : 東京バレエ学校
文/大堀貴子