
世に溢れる様々な映像コンテンツ。その中には、子どもに見せたくない有害なものがある一方、子どもの気付きや学びに繋がる優良なものもある。
では、教育のプロである先生たちの目から見て、生徒・児童におすすめしたい映画やYouTubeチャンネルとはいったい何だろうか?
ジブラルタ生命保険はこのほど、20歳~69歳の教員(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)2,000名(男性1,283名、女性717名)を対象に「教員の意識に関する調査2025」をインターネットリサーチで実施し、その結果を発表した。ここでは、本調査結果の中から「子どもに薦めたい映画・YouTubeチャンネル」に関するアンケート調査の結果を抜粋し、紹介する。
児童・生徒に最も薦めたい映画、1位「火垂るの墓」、2位「ショーシャンクの空に」、3位「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「となりのトトロ」
児童・生徒に最も薦めたい映画のタイトルを聞いたところ、1位「火垂るの墓」(42名)、2位「ショーシャンクの空に」(31名)、3位「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ」、「となりのトトロ」(いずれも27名)、5位「サウンド・オブ・ミュージック」(26名)となった。
TOP3となった回答について、薦めたいと思う理由をみると、1位の「火垂るの墓」では「戦争の悲惨さ、命の儚さ、大切さを知ってほしい」、2位の「ショーシャンクの空に」では「誠実に生きていればいつか報われるときが来ると思えるから」、3位の「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ」では「未来は変えられることを教えてくれる」、「となりのトトロ」では「優しさや夢をもち続けてほしい」といった回答があった。
年代別にみると、20代・40代・50代・60代では「火垂るの墓」がTOP3に入った。30代では「『ハリー・ポッター』シリーズ」が1位となった。

児童・生徒に最も薦めたいYouTubeチャンネル、1位「HikakinTV」、2位「エガちゃんねる EGA-CHANNEL」
次に、児童・生徒に最も薦めたいYouTubeチャンネルを聞いたところ、1位は「HikakinTV」(11名)となり、続けて2位「エガちゃんねる EGA-CHANNEL」(9名)、3位「両学長リベラルアーツ大学」「中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY」(いずれも8名)、5位「Kevin’s English Room / 掛山ケビ志郎」「予備校のノリで学ぶ『大学の数学・物理』」「QuizKnock」(いずれも7名)の順となった。
TOP3となった回答について、薦めたいと思う理由をみると、1位の「HikakinTV」では「長く続ける人柄について学んでほしい」や「安心して見られるから」、2位の「エガちゃんねる EGA-CHANNEL」では「一面的に人や物を見てはならない」や「話に深みがある」、3位の「両学長リベラルアーツ大学」では「金融リテラシーを身につけてほしい」、「中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY」では「学校では教わらない知識が身につくから」といった回答があった。

出典元:ジブラルタ生命調べ
構成/こじへい