
『プロ野球カードゲーム ドリームオーダー』に夢中の井川慶さんに、その魅力を聞いた。
『プロ野球カードゲームドリームオーダー』
監督となって選手を起用し、自分だけの理想的なスタメン=ドリームオーダーを組んで対戦したり、好きな選手のカードをコレクションしたりして楽しめる。対戦のメインは投手と打者の勝負。相手の狙いや行動を見抜く力が求められるスリリングなゲーム性は、リアルの野球さながら。

GAME SPEC
難易度 中 カードの種類 約3500種以上 平均プレイ時間 約30分

ブースターパック 1パック8枚入りの場合 400円
野球のゲーム作品らしく『カードゲーム祭2025』にユニフォーム姿で参加する人が多数。野球好きとつながりたい人におすすめ!

「球団ごとに特色があっておもしろい! 実際は〝ヤクルトファン〟ですが、同ゲームでは〝日ハム〟がしっくりきていて〝サヨナラ〟をよく決める五十幡亮汰選手がお気に入りです」

日本プロ野球、メジャーリーグ、独立リーグの経験を持ち、野球解説者・評論家として活動中の井川慶さん。『ドリームオーダー』は〝選手の特徴がしっかりと各カードに落とし込まれている〟と、高く評価している。
「『この選手はそうだよね』と納得できるカードばかりです。野球ファンでも自分の応援しているチーム以外の選手のことがわからないことって多いじゃないですか。『ドリームオーダー』は、そんな他チームの選手のことをよく知るきっかけにもなりますね」
選手を知れば知るほど同ゲームを有利に進めることにもつながると、井川さんは断言する。
「対戦相手が何をしてくるのかを予測するのは、ゲームにおいてもすごく大事なんで。相手のチームや選手のことを知れば、どんなことを仕掛けてくるのかが読めるようになる。『ドリームオーダー』の〝読み合い〟は、まさに実際の野球と全く一緒ですね。選択肢もたくさんあり、自分の判断次第で、次の局面が大きくガラッと変わってしまう。悩みながらプレイするのが実に楽しいんです。同ゲームを始めたくなったら、まずは自分が好きなチームのデッキを組んでみることをおすすめします。知っている選手がいるほど、愛着も湧きますからね」
井川さんの〝推し〟としては、真っ先に本人のカードを挙げた。
「やっぱり〝井川慶〟のカードは好きですね(笑)。ゲーム中、2アウト目になると、自分の捨て札からカードを取れる能力を持っているのが心強い! あとは〝サトテル〟(佐藤輝明選手)のカードも、お気に入りのひとつ。現実と同様にえげつない破壊力があるので。ゲーム中に〝強振〟ができた時は、ほぼほぼホームランになるのが、大きな魅力ですよね」
井川さんはお子さんと『ドリームオーダー』で遊ぶことも多いとか。野球好き同士で野球談議に花を咲かせながら楽しむのもよさそうだ。

元プロ野球選手
井川 慶さん
1997年のドラフト会議では阪神タイガースから2位指名を受けて入団。2001年から5年連続で2ケタ勝利を達成。2003年には20勝を挙げて沢村栄治賞および最優秀選手に輝いた。現在は野球解説者・評論家としても活動している。


『カードゲーム祭2025』の同ゲームブースでは『チャレンジカップ2025 井川慶杯』を開催。井川さんは一般参加者との対戦も楽しんだ。「奥が深くておもしろいですね!」
取材・文・編集/田尻健二郎 撮影/谷川将啓
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※本記事内に記載されている商品の価格は2025年5月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。