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蟲柱・胡蝶しのぶは〝第2次鬼滅ブーム〟を巻き起こせるか?『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』の興収400億円超えに期待

2025.07.15

7月18日、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が公開される。2020年に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は興行収入は404.3億円を記録し、日本歴代興行収入ランキングの堂々の1位に君臨している。『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』はどれだけの興行収入を記録するのか注目が集まっている。再び社会現象ともなれば、2019〜2020年に日本中を席巻した鬼滅ブームの再来となる。

”鬼滅ブーム”は2019年のテレビアニメ放送にはじまった

2016年2月から2020年5月まで『週刊少年ジャンプ』に連載された『鬼滅の刃』。1回目のブームは2019年4月から9月までに放送されたテレビアニメ『「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』のヒットで訪れた。

放送開始直後からクオリティの高さにSNSでは話題になっていたが、起爆剤になったのが第19話「ヒノカミ」だ。序盤の山場「那田蜘蛛山編」のクライマックスに当たる本話は、炭治郎が初めてヒノカミ神楽を披露し、下弦の伍の累の首に迫るシーンが描かれる。

ファンの間では劇場版並みと言われるほどの作画、演出で神回と呼ばれる本話に、作者・吾峠呼世晴さんも次のようにコメントしている。

「作画、演出、音楽、全てが凄すぎて作者もボロ泣きしましたので、是非皆さんにも見ていただけると嬉しいです。20回くらい繰り返し拝聴させていただいていまして、仕事中もコソコソ見ていたのですが感動して泣いているのがアシスタントさんにバレないよう頑張りました。一生懸命漫画を描いて本当に良かったです。皆さんも19話お楽しみください!」

鬼滅ブームのピークは2020年の劇場版公開

テレビアニメ放送後も『鬼滅の刃』の人気は衰えることはなかった。

それどころか放送終了後にさらに人気は加熱。主題歌『紅蓮華』を歌ったLiSAの紅白の出場、数々のコラボグッズの誕生、原作の完結、そしてコロナ禍による外出自粛で自宅で楽しめるエンタメとして多くの人が鬼滅の刃を視聴した。こうした背景に後押しされながら、2020年10月16日に公開された「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」はわずか公開3日で46億円の興行収入を記録。その後も記録を伸ばし続け、興行収入は404.3億円(2025年7月11日現在)にまで到達している。この数字は2001年に公開された『千と千尋の神隠し』の316.8億円を大きく上回り、日本歴代興行収入ランキング1位となっている。「#煉獄さんを300億の男にしよう」などSNSで話題になったことも懐かしい。

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の第三弾キービジュアル ©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は再び社会現象となるか

2021年12月〜2022年2月には「遊郭編」、2023年4〜6月には「刀鍛冶の里編」、2024年5〜6月には「柱稽古編」が放送される。それぞれ話題にはなったが、ブームを起こしたと言えるかは微妙なところだ。もしかしたら「遊郭編」まではブームが続いていたと言えるかもしれないが(主題歌のAimer「残響散歌」は大ヒットした)、人々の熱はひと段落ついていたと見るのが妥当だろう。その後の「刀鍛冶の里編」、「柱稽古編」では「遊郭編」を超える話題性は作れていないのは明らかだ。

今回、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は再び鬼滅ブームを起こせるのだろうか。原作通りの展開なら、蟲柱・胡蝶しのぶ、我妻善逸、そして上弦の参・猗窩座(あかざ)が重点的に描かれることになるだろう。上映時間は155分。原作履修済みなら「おそらくあのシーンまでやる」となんとなく予想できるもの。その予想通りなら『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に負けず劣らずの感動作となるだろう。

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の興行収入記録を超え再び社会現象となることを期待したい。

※トップ画像は『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』本予告映像より ©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 

文/峯亮佑

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