
旭化成不動産レジデンスはファストドクターと連携。同社が管理する「ヘーベルメゾン」をはじめとする賃貸住宅の入居者専用アプリ「マイコンシェル」に、24時間365日対応のオンライン診療サービスを2025年7月1日より導入した。
この取り組みは、住宅サービスに複数の診療科への24時間対応のオンラインアクセスを組み込むことで、突然の体調不良時にも自宅からスムーズに医療につながる環境を整えることができる、「住まい×診療サービス」を実現するものだ。
同社ではサービスローンチに際して「これにより、子育て世帯・共働き世帯をはじめとする幅広い入居者の日常の安心を支える新たな選択肢を提供します」とコメントしている。
今回の取り組みの主な特徴

・入居者専用アプリ「マイコンシェル」を介してファストドクター提携医療機関によるオンライン診療を24時間365日利用可能
・複数領域(※1)の初期診療に対応
・季節性疾患の流行時など混雑が予想される時期においても、保険証登録などの手続き完了後、15分以内を目安に医師とつながるように案内
・診療費および処方薬代には健康保険が適用され(※2)、「マイコンシェル」からの利用に限りシステム利用料等の追加費用は不要
・契約者に限らず、同居の家族も利用可能
※1 内科・発熱外来・皮膚科・小児科・アレルギー科・泌尿器科に対応
※2 診療前相談において、医師が症状に応じて対面診療を必要と判断する場合がある。その際費用は発生せず、必要に応じて地域の医療機関への案内・調整が行なわれる。

■オンライン診療導入の背景
旭化成不動産レジデンスが管理する「ヘーベルメゾン」は、高い安全性能と充実の設備を備えた高品質な賃貸住宅ブランドだ。
入居者は、日中は多忙な共働き世帯や、急な医療ニーズが生じやすい子育て世帯なども多く、日常と切り離せない「医療や健康」への関心も高まっていた。
こうした背景から、住まいからスムーズに医療につながる環境を整備するため、本サービスの導入に至ったという。
同社では「今後も入居者専用アプリ「マイコンシェル」の付加価値をさらに高めることで、多くのご入居者に、より安心できる暮らしを支えるサービスとなることを期待しています」とコメントしている。
ファストドクターのオンライン診療について
「ファストドクター オンライン診療」は、約4800名の医師が登録する医療支援プラットフォームを基盤に、提携医療機関と連携して救急症状から慢性期症状まで幅広い診療科に保険診療にて24時間365日対応で提供している(※1)。
夜間や休日を含め、地域の医療機関へのアクセスが難しい場合などに提携医療機関の医師とテレビ電話で相談が可能だ(※2)。診療後には最短1時間で処方薬を近隣の薬局で受け取れるほか、宅配にも対応している(※3)。
しかも申し込みから各種手続きまで、簡単な操作にてオンラインで完結。診療の待ち時間や順番もリアルタイムで確認が可能で、高齢者や体調不良時の患者の負担を軽減することに努め、緊急時や医療アクセスが困難な状況でもよりスマート、かつ安心できる医療体験を提供している。
・身体的な症状に対応:内科、小児科、発熱外来、呼吸器内科、皮膚科、アレルギー科、泌尿器科、生活習慣病外来、婦人科
・こころの症状に対応:精神科、心療内科、こどもの発達
・健康保険・医療証が適用
※1 オンライン診療では、診療前相談にて医師の判断により、対面診療が必要と判断される場合もある。各診療分野において、適正な範囲での初期対応・相談が行われている。
※2 医療相談を含む医療行為はファストドクターが提携する医療機関所属の医師によって行なわれ、 ファストドクターが医療行為を行うものではありません。
※3 処方薬を薬局受け取りで選択肢た場合、薬局の営業時間によって受け取り可能な時間が異なる場合がある。
関連情報
https://www.afr-web.co.jp/fudousan/index.html/
構成/清水眞希