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意外と知らないクレカの「海外事務手数料」引き上げが相次ぐ今、選ぶべきカードはコレだ!

2025.07.16

海外事務手数料とは、海外で、クレジットカード払いをした時にかかる手数料。今年に入って海外事務手数料の引き上げが相次いでいることをご存じだろうか。

本記事では、そもそも海外事務手数料とは何なのか、解説していく。

換算レートに為替手数料と海外事務手数料が含まれる

海外で、クレジットカード払いをすると、明細は上記のように換算レート×現地利用額で日本円の請求額が表示され、手数料については特に記載はない。実は、この換算レートに為替手数料と海外事務手数料が含まれている。

まず、Visaなど国際ブランドが適用する為替レートがあり、その為替レートに独自の為替手数料が上乗せされている。そして、その為替レートに、各クレジットカード発行会社が、設定している海外事務手数が上乗せされている、というわけだ。

「為替レート+約3~4%」が目安

たとえば、アメリカで1,000ドルの買い物をしたとする。為替レートが1ドル=143.82円のとき、JAL・VISAカードを使って支払うと、最終的にどれくらいの日本円で請求されるのか。

まず、クレジットカードには「為替レートに上乗せされる手数料」がある。

・VISAの為替手数料(0.3%)
 → 1ドル=143.82円 ×(1+0.003)=144.25円
・JALカードの海外事務手数料(3.63%)
 → 144.25円 ×(1+0.0363)=149.48円

つまり、最終的に適用される換算レートは1ドル=149.48円。これに1,000ドルをかけると、149.48円 × 1,000ドル = 149,480円が実際の日本円での請求額になる。

当初の為替レート(143.82円)で計算すれば、143.82円 × 1,000ドル=143,820円となり差額は5,660円。つまり、約3.9%の手数料が加算されたことに。

さらに、「このカードで1%のポイント還元」があった場合でも、149,480円 × 1%=1,494ポイント。

つまり、ポイント分を差し引いても、5,660円の手数料に対して1,494円分の還元だから、“得”とは言い切れない。手数料をカバーするには、還元率が3.9%以上ないとペイできない。

海外でクレジットカードの利用は両替の必要がなく、便利でポイントも貯められるが、手数料がかかることは理解しておきたい。

では、実際の手数料率は?各カードの海外手数料比較

まず、VISAやMastercard等の海外ブランドの為替手数料は、7月3日時点では、ドルの場合、VISAが0.23%、MasterCard0.4%、JCBが0.05%である。さらに、各カード会社の海外事務手数料は以下である。

カード会社によっては、この海外事務手数料を別途加算しているところもある一方で、「為替手数料に含めている」として明確に表示しないケースもあり、実際の手数料率を把握しづらいことも。

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