
現在、国産ステーションワゴンの選択肢がないのは寂しいが、ドイツメーカーはセダンだけでなく、ステーションワゴンにも力を入れており日本で販売を続けている。メルセデス・ベンツは21年6月に『Cクラス』のセダンとステーションワゴンをフルモデルチェンジ。マイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドを全モデルで展開し、クロスオーバーモデルのオールテレインを加えるなど、ラインアップを拡充。スポーツ仕様のAMGも設定している。
このクラスに24年7月に参入したのがフォルクスワーゲンだ。『パサート』はワゴン専用モデルになり、ボディーサイズはメルセデスの『Eクラス』、BMWの『5シリーズ』に近い。パワーユニットは1.5Lのガソリンターボ、2Lのディーゼルターボ、1.5Lのハイブリッドを揃えており、車両価格は500万~600万円台に抑えている。ミドルクラスのワゴンを選ぶならまずはドイツ車から。
メルセデス・ベンツ『C200ステーションワゴン』
743万円〜

フォルクスワーゲン『パサート』
524万8000円〜

文/石川真禧照
※本記事内に記載されている商品の価格は2025年5月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。