
自己肯定感低下、対人関係の不安、生活リズムの乱れなど悪循環を引き起こすから薄毛は厄介だ。優れた経営者として、また薄毛を達観した姿でビジネスパーソンの心を掴んだ中年の星が悩めるミドルエイジの背中を押す。
薄毛だからモテないんじゃない。
卑屈な気持ちが男をカッコ悪く見せるんだ。
登録者145万人超を誇るYouTubeのビジネス系リアリティー番組『令和の虎』で異彩を放つ虎(出資者)がいる。竹之内教博会長だ。40代前半で巨万の富を得たこと、ロジカルな語り口と何よりも行動力の人であること、そして炎上騒動。現在は、開業からわずか4年で100店舗以上へと拡大した韓国拠点の高級食パン専門店『WHITELIER』、関西最大級のクラブ『ジラフジャパン』など約30の事業を展開。元美容師でありながら異業種の事業を次々と軌道に乗せる辣腕に、日本中の起業志願者・経営者が熱視線を向ける。
そんな竹之内会長が最も輝いた瞬間を迎えたのは2022年12月。人気YouTuberレペゼンフォックスの生配信に出演し、突如ウィッグを外した姿を初めて公にしたのだ。

T’sインベストメント
竹之内教博さん
1977年生まれ。リラクゼーションサロン「りらくる」を創業し、約7年後に270億円で売却。現在は飲食・アプリ開発など約30の事業を展開。20以上の企業に投資し、快進撃を続けている。
得るは捨つるにありというならば僕は地毛を捨てよう
「僕は経営者でもあり、YouTuberでもあります。チャンネルを開設した時から、いつか外してやるぞと考えていたんです。ただ、ひとつ気懸かりだったのは家族の心情。当初はウィッグ着用を公言することでさえ〝子どもたちが辛いから〟と妻は止めるワケですよ。だから勝算があっても〝ハゲてないです〟って顔をするしかなかった(笑)」
雪解けが訪れたのは『令和の虎』出演でブレークの兆しが見え始めた頃。
「子どもも大きくなったし〝そろそろ外すけどいいか?〟って家族LINEで。それから半年くらいですね。ウィッグを外すタイミングをずっと窺っていました」
現在自身のYouTubeチャンネルの登録者数は29万人を超え、今年1月に始動したオンラインサロンも大活況だ。地毛に対する未練は微塵もない。
「美容師から経営者へ転身してすぐだから31~32歳だったかな。薄毛で髪型がキマらなくなり、ウィッグを着け始めました。そうしたら残念なことに、薄毛がさらに加速したんですよ。でも〝何かを得るためには、何かを捨てなければならない〟という有名な格言がありますよね? それなら僕は経営者として成功するために地毛を捨てようと覚悟を決めました(笑)。今でも植毛や発毛関係の企業案件はすべて断っています」

お風呂に持っていけるモノにお金をかけなさい
とはいっても、薄毛で悩む男性は多い。育毛&発毛商品を含むヘアケア市場規模は5245億円を超え、日用品から処方薬までケアの手札も増え続けている。
「薄毛の予防自体を僕は否定しません。でも、だからといって薄毛が原因で弱気になるのは絶対に違うと思う。自分に自信を持てる人が、すべてのうまみを得るのが世の常です。内面や稼ぐ能力だとか、磨くべき武器はいくつもあるし、薄毛ケアだって堂々とやればいいんです。卑屈なハゲよりも、明るいハゲの方がモテるでしょ? これもひとつの自信の表れなんですよ。結局〝何とでもなるのだからウィッグを被りなさい〟というのが僕の結論ですけどね(笑)」

取材・文・編集/渡辺和博 撮影/藤岡雅樹
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