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インフレ時代の最適解!OPPOが4万円台のAI搭載スマホを実現できた理由

2025.07.08

「これがインフレーションというやつか」とため息をつく毎日である。

コメの価格はようやく少しずつ下落してはいるが、日本人は何もコメだけを食べて生きているわけではない。7月には2,000品目を上回る食品の値上げが待っている。ミツカンの『味ぽん 360ml』は、1990年以来35年ぶりの値上げに踏み切った。これは本当にシャレにならんぞ……。

日常生活がそんな状態であるから、「スマホを新しくする」などという行為はますます難易度の高いものになってしまった。一般メディアでもよく出てくるようになった「オンデバイスAIスマホ」は、残念ながら決して安いものではない。

だが、こうは考えられないだろうか。今日び、どこを歩いてもなかなかネットにつながらない……などという場所はあまりない。ネットがある以上は、無理してオンデバイスAIスマホを用意せずともクラウドAIで事足りる。ハイエンドプロセッサーを必要としないのであれば、当然ながら販売価格も下がる。

そうしたことを考えさせてくれるスマホ『OPPO Reno13 A』が6月26日から発売を開始した。

AIはクラウド型でいいじゃないか!

約6.7インチフルHD AMOLEDディスプレイを持つ『OPPO Reno13 A』。カメラは背面3眼、広角約5,000万画素(F値1.8)、超広角約800万画素(F値2.2)、マクロ約200万画素(F値2.4)という組み合わせだ。

内蔵メモリは8GB(16GBまで拡張可)、ストレージは128GB、そしてチップセットはQualcomm Snapdragon 6 Gen 1。これはミドルレンジ機種向けの製品である。言い換えると、『OPPO Reno13 A』はオンデバイスAIスマホではないということだ。

プロセッサーの自己処理を前提とするオンデバイスAIは、当然ながら強力な性能のプロセッサーを相棒にしなければならない。となると、販売価格も高くなる。故に、『OPPO Reno13 A』はそのあたりを捨てた。「AIはクラウド型でいいじゃないか!」という決断を下したのだ。

オンデバイスAIの意義とは?

オウガ・ジャパンがプレスリリースの中で特に強調するのが、クラウド型のOPPO AIである。

OPPO AIは、クラウド型のAIシステムを採用し、ハイエンドだけでなく幅広い端末で高精度なAI機能を搭載できるのが特徴。OPPO Reno13 Aでは、進化した写真編集機能や、文章作成サポート機能といった最先端のOPPO AIを体験することができます。
(「OPPO Reno13 A」が6月26日(木)から販売開始-OPPO)

クラウド型である以上、当然ながらその利用にはネット接続が必要だ。

が、現実問題オンライン状態になりさえすればいくらでも情報のインプット・アウトプットができる。それに連結するAIプラットフォームのパフォーマンスや機能の豊富さは、オンデバイスAIでは太刀打ちできない。

オンデバイスAIの意義とは、たとえば届いたメールやメッセージの内容を即座に要約したり、それが外国語だった場合は翻訳したりということをシームレスに実施できる……という具合の使い勝手にかかわるものだ。スマホに届いたあらゆるものの内容を、プロセッサーがちゃんと認識してくれる。だからこそ、迷惑メールの振り分けも今までのスマホとは比べ物にならないほどの高精度で行ってくれる。

しかし、これが写真の加工・編集やメールの返信程度に留まらない長い文章の作成、音声翻訳であればどうか。やることの規模が大きくなると、それに必要とする情報も大きくなっていく。すると、やはりクラウドAIに頼らざるを得なくなる。

その上で、現在では通信会社も「ギガ無制限」という内容のプランを打ち出すようになった。月々の通信量を気にせず、スマホをネットにつなぎっぱなしということが気軽にできる時代に突入したのだ。

5万円を大きく下回る価格

OPPO AIが特にアピールするのは、「AI消しゴム機能」である。これは、たとえば撮影した写真の背景に関係ない複数人が写り込んでいる場合、簡単な操作でそれらの人を消してくれるというものだ。

こうした機能をオンデバイスAIでも実施しようという方向性の製品も存在するが、やはり大きな情報量を扱うことができるクラウドAIの安定性にはまだまだ太刀打ちできない。そうなると、万人が無理をしてオンデバイスAI対応の機種に乗り換える意義はどこにあるのか? という話にもつながってしまう。

オンデバイスAIにこだわらなければ、スマホは安くなる。

『OPPO Reno13 A』はおサイフケータイにも対応しているため、日本国内で活用するには必要十分の機能を有していると判断しても差し支えないだろう。価格はAmazonでは4万4,364円と表示されている。5万円を大きく下回る価格なのだ。Amazonの場合は2ヶ月の分割プランを選択できるから、その場合は2万2,182円×2ヶ月でこの製品を入手することができる。

「物価高の救世主」という文言自体が紋切り型でだいぶ使い古されているが、それでも『OPPO Reno13 A』はこのインフレ(しかも良性インフレではなく、物価は上がるが給料はなかなか上がらない性質のインフレ)の時代にあるひとつの答えを提示してくれる製品ではないか。

【参照・画像】
「OPPO Reno13 A」が6月26日(木)から販売開始-OPPO
「OPPO Reno13 A」が6月26日(木)から販売開始-PR TIMES

文/澤田真一

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