
ハウス食品は、AI技術によって全234通りのルウの組み合わせの中から、その時の気分や好みに合ったルウの組み合わせを診断できる「AIルウミックスメーカー」を開発。2025年6月30日より特設サイトにて公開した。
異なるブランドや辛さのルウを混ぜることで、自分の好みの味を見つけたり、新しい発見が生まれたりするなど、カレーの新しい楽しみ方を提案していく。
「AIルウミックスメーカー」開発の経緯
ハウス食品が2024年11月に実施した「カレーの調理実態調査」(※)によると、後述するように顧客の約4割が「複数のカレールウを混ぜ合わせたことがある」ということがわかった。
また、SNS上でも、ルウを混ぜ合わせてカレーを食べている投稿も見られることからも、多くの人が自分好みの味わいや香りを求め、ルウを混ぜ合わせてカレーを作っていることが推察された。
この結果を受けて、「カレーをもっと自由に楽しんでほしい」という想いからハウス食品の3ブランド「バーモントカレー」「ジャワカレー」「こくまろカレー」の13品目とAIを掛け合わせることで、234通りのルウの組み合わせの中から、その時の気分や好みに合ったルウの組み合わせを診断できる「AIルウミックスメーカー」を開発したという。
※ハウス食品(株)調べ(2024年11月 20-79歳男女、全国、直近6か月ルウカレー購入調理者 6000s Web調査)
■約4割の人がルウを混ぜ合わせて使用していることが判明
ハウス食品は2024年11月に、直近6か月の間にルウカレーを購入・調理した全国の20-79歳男女6000名を対象に「カレーの調理実態調査」を実施。

このうち「混ぜ合わせ」に関する調査では、全体の約4割が「ルウを混ぜ合わせている」と回答した。混ぜ合わせを行なう理由としては、「おいしくなる」、「自分好みの味になる」、「コクがつく」などが上位に挙がっている。
具体的には「バーモントカレー」を中心に「ジャワカレー」、「こくまろカレー」といったブランドの使用率が高く、「中辛」をベースに混ぜ合わせがされていることが多いことがわかった。
年代別で見ると、【50代】は43.3%、【60代】は46.9%、【70代】は48.5%と年齢が上がるにつれて混ぜ合わせをする人が増える結果となった。
また、エリア別で見ると、混ぜ合わせをする人が【北海道】では46.3%、【近畿】では45.4%、【四国】では43.6%と他のエリアと比べて高い結果が得られている。
◎人気の混ぜ合わせ上位3位(全国版)
1位:[バーモントカレー]甘口 × [バーモントカレー]中辛(159件)
2位:[バーモントカレー]中辛 × [ジャワカレー]中辛 (122件)
3位:[バーモントカレー]中辛 × [こくまろカレー]中辛 (115件)

調査概要
調査期間:2024年11月20日(水)~11月25日(月)
調査対象:全国20~79歳の男女 直近6か月ルウカレー購入・調理者
有効回答数:6000
調査方法:Web調査
ハウス食品×AI技術で全234通りの組み合わせから 最適な「ルウミックス」を診断

「AIルウミックスメーカー」はAI技術を用い、「カレーはだれが食べる?」「辛いのは好き?」「最近刺激足りてる?」といった、わずか7項目の質問に答えるだけで、234通りの組み合わせから利用者に最適なカレールウの組み合わせ「ルウミックス」が診断できる。
13品目の中から組み合わせ、および3パターンのルウの混ぜ合わせの割合(1:1、1:2、2:1)を用意し、トータル234通りの組み合わせを生成していく。毎日の気分や味の好みに合わせて、「AIルウミックスメーカー」を使い、カレーの混ぜ合わせを楽しんでみては。
■診断結果イメージ


関連情報
https://housefoods.jp/data/rouxmixmaker/index.html
構成/清水眞希